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笹間良彦 / 角川ソフィア文庫 (5件のレビュー)
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noaction
夢がある一冊 世界のあちこちに未確認生物の話はありますが、日本にもこのような話があるだけでワクワクする
投稿日:2024.01.20
クークー
歴史家の笹間良彦がまとめあげた114の生物事典。天狗、鬼、河童から多頭大蛇、狐、土蜘蛛など文献から姿形や場所、生態などを解きほぐす。そして時には正体を解き明かす。柳田國男の「妖怪談義」は土地に残る民話…や昔話から取り上げたが、笹間は文献から抜き出した。もっと学術的な態度で通してくれれば良いものを時に実在するのかしないのかという下世話な視点がちらつき、少し興醒めしてしまう。ボルヘスの「幻獣辞典」のように第三者視点で貫いてほしい。でもここまで文献にあたった事典がなかったから、それだけで十分に面白い続きを読む
投稿日:2021.11.17
mickeymeguj
はじめに 擬人的妖怪編 魚と亀の変化 龍蛇類の変化 獣類の変化 鳥類の変化 湿性類の変化 引用文出典一覧 解説―湯本一
投稿日:2021.04.14
きのさん
鵼の記述に注目した。 源三位頼政の活躍が有名で、鵼=頼政の退治した化け物という印象だったが、鵼とは物の怪の総称であること、よく読むと、鳴く声が鵼に似ていることが書いてあるだけ。 じゃあ、鵼っ何?夜鳴き…声を出し、人に不気味な想像をさせるモノの総称なのだと。続きを読む
投稿日:2019.10.29
ふる
面白かったー。実在の人物に絡めた妖異の伝説はやっぱり心が躍る。生物のタイプごとに分類されているので、順に読んでも、好きなところだけ読んでも大丈夫。
投稿日:2019.03.25
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