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山内直実 / 別冊花とゆめ (2件のレビュー)
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さら
このレビューはネタバレを含みます
再読。 原作の『落窪物語』では、道頼が北の方にこれでもかというような仕返しをする中に、道頼だと思わせて“面白の駒”を送り込んだ四の君の結婚や三の君の婿の蔵人少将を自分の妹の婿として迎え三の君から引き離す、ということがあります。 この『おちくぼ』は田辺聖子さんの『おちくぼ物語』に近く、四の君の結婚は相思相愛になり、三の君も蔵人の少将とよりを戻すというハッピーエンドで良かったと思いました。 何より、いい人の姫が、自分のために怒って北の方に仕返しをした阿漕や道頼の気持ちを汲んで自ら北の方に“仕返し”をしたのが良かったです。姫の人間らしさが感じられました。 最後が笑顔で終わる物語はいいですね^^
投稿日:2019.04.16
hatuhi
おちくぼ物語的ハッピーエンド。 というか、道頼がお行儀良すぎて笑いました。まあ、少女マンガだし。そして、最後に切れた北の方に涙。まあそりゃ腹立つわ。つか中納言さん(怒) 記憶の果てで原文を読んだはずなんですが、まるきり覚えていないのでまた原文読んでみようと思います。
投稿日:2018.12.18
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