【感想】グッドモーニング(新潮文庫nex)

最果タヒ / 新潮文庫nex
(15件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
1
9
2
1
2

ブクログレビュー

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  • 宇波

    宇波

    「何を伝えたいのか」というはっきりとしたものは私にはわかりませんでした。
    しかし、一文一文に意味を持ちハッとさせられるようなことが多々書いてありました。
    本を読んでいるというより、写真を見ている感覚に近かったです。
    あとがきまでもが作品の1部のようでありました。
    文庫本版あとがきの最後の3行の部分がとても好きです。
    続きを読む

    投稿日:2023.09.04

  • 灯

    第一詩集は10代の頃の作品らしく、確かに今と比べて明らかに攻撃的で冒険をしている空気感が強く漂っていました。
    中原中也賞という称号がこれほどぴったりくることもなかなかないのでは。
    ちょっとクラクラきてしまうほどの鮮烈さで読む人を選ぶと思いますが、ここが間違いなく原点でした。続きを読む

    投稿日:2023.03.31

  • 喃々

    喃々

    最近詩がわからない、悪いではなく良いがわからない。受賞すれば良い詩なのかそうとは思わない。
    「わたしは散っていく自分の可能性、細胞、筋肉が/向こうの海でどうなったかをしりました/いつか/大海の真ん中朝を迎えて、そうね、もう一度/わたしと再会しましょう」
    作品において過去は未来を脅かす存在でいい、そう教えてもらった、いつまでも共感に負けないで。
    続きを読む

    投稿日:2022.06.26

  • どらどら

    どらどら

    解釈を拒むかのように並ぶ言葉はたしかに日本語なんだけどそれは知らない言葉で
    意味を捕まえかけたと思ったところで言葉は思わぬ方向に飛んでいく
    詩は、言葉で表現できない何かを言葉で表現しようとする試みなのだと改めて

    いつも通り、あとがきが最高です
    続きを読む

    投稿日:2022.02.23

  • masaximum

    masaximum

    日本語ではないと考えて、その音などを感じるのだろうか?どのように鑑賞したらよいのか?ただ、なんか心の中に渦巻くものであるというのは感じられる。この人にしかできない表現なのだろう。
    三好達治はどう評価するんだろうか?とその評論を伺いたいところだ。
    日本語の持つ表現の可能性を示したという点(どういう点かは具体的にはわかりませんが)は良いのかも。
    続きを読む

    投稿日:2021.11.08

  • 柴田野森

    柴田野森

    何も考えずに書かれたであろう最果タヒさんの処女作
    ことばのひとつひとつが綺麗 色に例えたらカラフル
    子宮外の酸素は攻撃的で美味しくないけど綺麗だよねって感じました
    473円です みんなお菓子我慢して読んでみてください続きを読む

    投稿日:2021.09.15

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