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J・ウォーリー・ヒギンズ / 光文社新書 (10件のレビュー)
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kimimasa
図書館で。60年前の貴重なカラー写真本。 懐かしいというか、こんなだったんだなぁと思いますながらペラペラと眺めた。 国鉄の顧問だった方の写真なので汽車・都電など乗り物中心。 この60年の日本の成長…は凄かったんだな。 60年後はこんなに変わってはいない気がするする。 続きを読む
投稿日:2021.07.10
tagutti
このレビューはネタバレを含みます
<目次> 東京編 各地方編 <内容> もともと鉄オタで、軍属で来日後、日本が気に入ってそのまま居ついてしまったアメリカ人の「60年前の日本」の風景写真集。基本、鉄道が写っているが、アメリカ人から見ての、日本の風俗も入っている。御年91歳(出版時)だが記憶もすごいようで、それも記録として重要は意味をなしている。自分の生まれた頃の日本の風景を見ながら、「日本は変わったんだな」と実感。残すべきものはあった気がするが…
投稿日:2020.05.26
sagami246
60年前、ということは、1960年前後。 映画の、三丁目の夕日の鈴木オートに、青森から六子が集団就職でやってきたのが、1958年の春。 東京タワーの竣工が、1958年12月23日。 首都高の最初の…路線の開通が、1962年12月20日。 新幹線の開通が、1964年10月1日。 東京オリンピックの開幕が、1964年10月10日。 1960年前後というのは、そういう時代だ。 本書は、当時の日本に住んでいたアメリカ人が、撮りためたカラー写真を、彼の書いた文章と一緒に紹介したもの。彼は今で言う、鉄ちゃん。東京ばかりではなく、日本全国を鉄道で巡り、写真を撮っている。 日本が豊かになり始めた時期の、と言うことは、まだ貧しさの残る時代の、興味深い写真ばかり。 続きを読む
投稿日:2020.05.11
有井 努 Tsutomu Arii
60年前頃は、カラー写真はすぐに色が変色すると 言われていたらしいです。 実際に安物だとそうなってしまうそうですが、当時 とても高価だったコダックフィルムは今もなお、 当時のままの状況を克明に伝えて…くれます。 当時、日常の風景を写真に収めようと思った人は どれくらいいたのだろうか。 本当に本当に貴重なカラー画像です。続きを読む
投稿日:2020.04.22
のりっく
60年前の光景をカラー写真で保存しているということだけでプライスレス。 昭和30年代は、白黒写真しか残っておらず、駐留米軍の特派員として派遣されたという事実がなければこのようなことにはならなかっただ…ろう。 白黒写真であると過去バイアスがかかるため、着色なしのカラーで見れるというのは大事。 現在から見ると、東京は高層の建物がなく、地方も活気があった。都市と地方の格差は現在ほどではないことが写真からも伺える。続きを読む
投稿日:2019.11.24
uchineko
駐留米軍軍属として来日したヒギンズが、当時としては超贅沢なカラーフィルムでつぶさに記録した「昭和30年代の日本」の風景。半世紀を経て、今なお色褪せない選りすぐりの382枚を、当時の思い出話とともに公開…する。 14年前の大ヒット映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の世界がまさに記録されていた。その時代に「乗り鉄」で「撮り鉄」のアメリカ人がいたこと、カラーでこれほどの写真を撮っていたことに驚く。三両編成の銀座線とか井の頭線と玉電の並走とかの写真は珍しかったけれど、都心だけではなく全国津々浦々の写真があり、鉄道だけでなく人々の生の姿も興味深かった。 (B)続きを読む
投稿日:2019.07.06
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