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堀川アサコ / 小学館文庫 (5件のレビュー)
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うさぎ
仙台、宮城が舞台の冒険物語☆面白くて一気読み! 最初は仙台が舞台と思わず、苦竹⁇福田町⁇と思いました。 絵本に出入りするとか飛行する猿とか錬金術師とか、ファンタジーではあるけれど、現代のインターネット…とかLINE、学校内のヒエラルキーを花族・イモ族に分類するなど中々面白い☆ とにかく地名が馴染み深いので、長町とか四郎丸とか出てくるのが嬉しい☆ それにしてもタカユキの恋は実らなかったし、音々は1人になっちゃったけど続きはないようで…残念。 仙台に馴染みがある人にはオススメです☆続きを読む
投稿日:2024.04.07
padodu
幻想シリーズを手掛けた作者と美麗なカバーイラストに惹かれて購入しました。普段はブックカバーをかけているのですが、読み進めている途中にふと何気なく表紙を見返してみたところ、物語の要素がふんだんに盛り込ま…れていてしてやられた感がありました。続きを読む
投稿日:2020.04.05
koki
穏やかで閉鎖的な母子家庭の日常に、タカユキとカイという非日常な二人がやってきて、現実世界と絵本の世界の両方で騒動を起こしていくけど、最後はあっさり解決して立ち去って、また元の日常に戻っていったという感…じ。 前半は、タカユキによってもたらされた現実世界のどろどろした人間関係と、カイによってもたらされた絵本世界の侵食に、非日常と日常の境界がちょっとずつ崩されていく薄気味悪さをおぼえた。 後半は、絵本の世界で起こる謎がメイン。 これだけ騒いどいて現実世界に対するカバーストーリーもなく、現実世界の登場人物に影響や成長が明確には残らずあっさり終わったので、なんか拍子抜けした。 カイとは絵本を開けば会えるようになり、タカユキとは東京に行けば会える。事件を通じてクラスメートの事情を知る機会を得た。その意味で、事件の後に残ったものは、こうした人間関係のハブだけであると言える。それは、「今よりもうちょっと幸せ」になる入り口なのかもしれない。(裏表紙あらすじに対する個人的な答え) しかし、見えないところで、気づかないところで、絵本の力による予定調和が引き起こされる、というのはけっこう怖い話のような気もする。また別の絵本から現実が侵攻される可能性も残されているように見える。続きを読む
投稿日:2019.09.25
えあり
誰しも一度は考えたことはないだろうか? 絵本の世界へ入ってみたいと… 『歯をくいしばれー!』 現実と絵本の世界の狭間で格闘する少年少女。 事件が解決したとき、きっと今より大人になってるよ! タカ…ユキかっこよかったよ!笑 実際にこんなことが自分の身に起きたら怖いなぁ。やっていけるかな?笑 徐々に世界に引き込まれた。 思っていたより壮大な話だった。続きを読む
投稿日:2018.11.26
kitarouchan
中学生の音々、彼女の前に突然現れるカイ。どこから?どうやって?何をしに? 古い本を買うときは注意しなくちゃ何がどうなるかわかりませんよ!!!
投稿日:2018.11.01
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