十二人の死にたい子どもたち

冲方丁 / 文春文庫
(51件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
11
14
15
2
0

ブクログレビュー

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  • それぞれの事情で死にたい子供たち。でも、それが等身大のそのまんまの子供たち。後半は引き込まれて一気に読みました。

    投稿日:2019.02.12

  • このレビューはネタバレを含みます

    予想外の衝撃的な展開でした。

    読者の感情が揺さぶるために、死を扱う作品は多いですが、人を死なせて感動を生み出すのがセオリーという嫌いはあると思います。

    ですが、本作は死を望むという極限の精神状態を描くとともに、誰も殺さずに人の心を突き刺すような感動を与えます。

    そして自殺というネガティブなテーマから生きる意味を取り戻すという大逆転を見せた本書は素晴らしいと感じました。

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    投稿日:2019.02.10

  • このレビューはネタバレを含みます

    安楽死を目的に集まった12人の子供たちを待っていたのは、13人目の死体だった。
     
    性格も生い立ちもばらばらな12人の子供たちは混乱しながらも13人目の謎を解き明かそうとし、しかしそれはそれぞれも胸に秘めてきたものを晒し合いだす合図だった。

    思ったよりも読みやすい文章で、苦も無く読み続けられた。ただなんであの子が0番の子を置き去りに一度はしたのか、置き去りにしてしまうということはすぐに逃げたんだろうけれどあの二人がどうしてこの集いを必ず成功させようと思っていると感じたのか、あの二人はどういった成り行きであんなに早くに病院にきたのか、落ち合ったわけではなさそうだしお互いが知り合いでも協力関係を持ち合う信頼もいつ築いたんだろう。私が読み解けてないだけなのかおしれないけれど。
    読む前から思っていたけれど、映画だけじゃなくて連ドラかアニメになってもいいないようだな、と。なったら見たい。

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    投稿日:2019.02.09

  • 映画化で話題の本なので読みました。12人の子どもたちの最後の選択はどうなるのか、13人目の子どもは誰なのか、かなり気になるところだと思います。ミステリー要素が多く、楽しめました。

    投稿日:2019.02.03

  • そういえば冲方丁の作品読んだことなかったなぁと思い、ちょうど映画やってるし装丁好きだし原作当たるかと読んでみた。
    章の終わり毎に次へのヒキがあって、早く続きをとサクサク読んでしまった。ミステリ要素強いのかと思ってたけどそれが主眼ではなさげ。でも面白かった。続きを読む

    投稿日:2019.01.30

  • 子どもたちの死にたい理由が、それぞれどう書かれているのか気になって読みました。

    自分の中では死にたい、死ぬしかない、と思っている理由は、実は他人から見れば「そんなことで」と思うことが多いんだと思いました。(もちろん、中には多くの人が共感する理由も書かれていました。)
    無知ゆえの死にたい理由や、学校や家族といった狭い世界に住むゆえの死にたい理由なんかは、それこそ「子ども」ならではだと思います。ただ大人であっても共通する部分はあると思います。

    物語の中で、子どもたちは集まり話し合い、それぞれの選択を取ります。犯人探しという形で物語は進みますが、あくまでそれは物語を進めるギミックであり、大切なのはそれぞれの死にたいという思いがどこにたどり着くかだと思います。
    子どもたちに必要だったのは狭い世界を抜け出し、「死にたい理由」≒「悩み」を相談することだったんだと思います。

    実生活においても、いくつかのグループに所属し、悩みは相談したほうが良いというのが伝わってきました。
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    投稿日:2019.01.28

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