【感想】村上春樹語辞典

ナカムラクニオ, 道前宏子 / 誠文堂新光社
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
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ブクログレビュー

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  • ゆきんこ

    ゆきんこ

    どのページを開いても心躍る私は、ハルキスト、もとい、村上主義者(フランスでいうところのムラカミアン)なのかしら?
    イラストも素敵で、見ていて飽きない。

    投稿日:2023.01.08

  • katak-ai

    katak-ai

    このレビューはネタバレを含みます

    ドーナツの穴
     からっぽなのに雄弁

    比喩
     相反するもののぶつかり合いで生まれるイメージ
     物語の筋と関係ないシュールな詩的な息遣い

    喪失と修復
     西洋的な孤独が描かれていると同時に
     社会性を排除した世界の中に、それを乗り越える
     軽い楽観的なファンタジー的な神話的な要素で埋めあわせる。
    (ストラスブール大学 Antonin Bechler教授)

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.10.17

  • neneyoko

    neneyoko

    このレビューはネタバレを含みます

    手元に置きたい一冊かも。
    村上春樹の手引書として最高かも。
    フランスではハルキストではなくムラカミアンというらしい。
    まだまだ読んでない本がいっぱいあった。(著者ので)

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.06.01

  • m.cafe

    m.cafe

    辞典を「あ」から順番に読むなんて、村上春樹に限ってはあり得ることなんです。
    彼の作品、登場人物、キーワードなどを思い浮かべながら。
    翻訳された本の装丁も、日本のものと違っていて興味深いです。
    村上春樹を網羅したい。続きを読む

    投稿日:2019.03.17

  • kyoko

    kyoko

    村上作品はほとんど読みましたが、忘れていることも多いので、これは助かります。あの短編も、あのエッセイも、もう一度読みたくなりウズウズしてきた。村上作品がエンドレスで楽しめそう。

    意外だったのは、「スターウォーズ」の項目。村上さんはチューバッカが好きとか、スターウォーズにまつわるトリビアいろいろ。意外で親しみわいて、ちょっと嬉しくなった。

    コラムも面白い。とくに「やれやれ」についての分析と考察。思わずクスリと笑ってしまった。「やれやれ」がどの作品にどれだけあるのか。かゆいところに、手が届いてます。

    イラストも秀逸。はじめは、失礼ながらなんてことのないイラストと思ったけれど、じいっと見れば見るほど、実に味わい深い! 絵の個性が強過ぎなくて良いです。

    総じて質・量ともに素晴らしく、手もとにおいて折にふれてめくり、村上ワールドをじっくり堪能したいです。

    続きを読む

    投稿日:2018.11.19

  • haniwabon

    haniwabon

    この辞典を読むことで、結構読んだはずの村上作品をさほど覚えていないことに気づいた。井戸の底に落ち込んだような気分でご飯も食べず、水だけで一日読みふけった記憶だけが残っている。
    結構、ふざけた試みもしてるし、いろんな人とコラボしたり奥さんとも仲良くしていたことも分かった。何よりこんな辞典を出されてしまうことで多くの人に影響を与えていることが分かる。村上さん自体もいろんな人に影響を受けていることも分かった。
    「僕と鼠4部作」を読もうと思う。
    続きを読む

    投稿日:2018.11.10

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