鴨志田一, 溝口ケージ / 電撃文庫 (16件のレビュー)
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細川 カヲル
いつもと変わらない思春期症候群のおはなし、だけれども家族関係の諸々とか話の切り込み方とかで、この回もある意味でクライマックスを担う巻なのだなぁということを肌で読み取ってしまう。それにしてもこのタイト…ルで、このタイプの展開が来るのは少し予想外だった。 もしも、登場人物達が最上級の幸せを掴めていたらなんて幾度となく想像したことはあったし、色々あったけど最後に掴んだ幸せに安堵を覚えることだってあった。けれども、幸せという描写に胸が痛んだのは初めての事かもしれない。傷を治すって簡単な事じゃないんだな、と。続きを読む
投稿日:2025.06.02
たこ
咲太は仲間たちに支えられツラいことも乗り越えてきましたが、ここへきてまたもや大きな試練が立ちはだかる。お母さんが一時帰宅できるまでに回復している様で、解離性障害が治った花楓に会いたいと言う。涙を流して…再開を喜ぶ二人をみて、またもや咲太の思春期症候群が発症。頼みの綱の古賀ですら咲太を見つけられず今回はかなりヤバそう。もうひとつの可能性の世界はとても魅力的で私なら迷わずそちらを選んでしまいそうな気がする。時は移って大学の入学式では中学生時代の知り合いと会う。まだまだ先が気になって目が離せないですね。続きを読む
投稿日:2025.03.13
ちょこち
このレビューはネタバレを含みます
オーディブルにて。 ランドセルガールが思春期症候群かと思いきや、まさかの咲太。 さらっと高校三年生は飛ばされて次から大学生編。 まだまだ読み続ける。
投稿日:2024.12.02
無垢野タイラ
母親のいない生活に慣れていた中、母親が復帰するにつれ、環境の変化に大きな不安を感じる咲太。その思いが自分のいない世界や、何もかもが上手くいっている世界を作り出すという思春期症候群に遭う。 でも咲太の…周りの人達は、思春期症候群を自分の力で乗り越えてきたのだし、咲太が楽な方へ甘んじてしまうのは違う。考え直して元の世界に戻り、自分の現実と向き合った。 麻衣との婚姻届がなかったらこの問題は詰んでたかな。どの世界線でも理央は咲太の相談に乗ってくれるし、理央の存在もかなり助けになっているんだろう。 そして次巻から大学生編。赤城郁美や霧島透子といった伏線的人物の存在。塾に行かず麻衣と同じ大学に受かった咲太は純粋に尊敬する。続きを読む
投稿日:2024.02.23
nyonboo48
映画の予習として。これまでの巻で咲太の周りのメンバーが頑張ってきたけれど、今度は咲太の番。いいのだけれど、どちらかというと、周りを助けるために右往左往する咲太の姿が見たいところ。ラストはサクサク進んでちょっと意外。お決まりの「終章でのひっかかり」は前巻でもちょいちょい名前が出てきたネットシンガーかと思っていたけれど、予想外の展開になりそうな予感。大学編も楽しみ。
投稿日:2023.12.03
ebshi1004
【僕の母親で居てくれたから産まれた絆を大切に育てて行く】 花楓のいじめにより、心を病んでいた母親と再会する事で、今度は咲太に思春期症候群が発症する物語。 花楓でいじめがきっかけで、母親が病んでしま…い家族がバラバラになってしまった咲太の家庭。 皆それぞれが罪悪感を感じて、疎遠になってしまった心。それでも、母親の会いたいという気持ちが再び家族の絆を手繰り寄せる。 取り戻そうとする花楓に、母親が居なくても妹を支えようと覚悟した咲太。 その決意が皮肉な結果になったとしても母の存在は。 咲太にとってかけがえのない絆だったのだ。続きを読む
投稿日:2023.04.06
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