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まさきとしか / 幻冬舎文庫 (13件のレビュー)
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総合評価:
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ルーーク1125
貴和子という女性を貴和子に関わった人たちの話から紐解いていくような物語り。 読み終わっても貴和子ってどんな人だったの?ってわかりそうでわからないまま。 悪女?良い母親? でも、それでいいのかもしれない…。 続きを読む
投稿日:2024.03.02
さえ
一人の女性 貴和子をめぐる人々の人生の転落。 女性の本心がこれでもか!と、まさにえぐり出すように描かれており、目を背けたいのに、どこか共感したり、軽蔑したり、目が話せない作品だった。
投稿日:2023.05.06
しおり
このレビューはネタバレを含みます
色々な人の視点を通して、貴和子という人を描いた作品。 結局鍵井は貴和子の交際相手だったのか、夫の交際相手だったのか、はたまた友達だったのか いろいろとすっきりしないところが多く残る。 貴和子は男を惑わせる魔性の女的に描かれていたけど、貴和子自身は男を信用していないし、むしろ嫌っていたんじゃないかなとも思った。 あと、最近いろいろな作品を読んでいて思うけど、過去の自分の思考に未来の自分が苦しめられることってあるよね。 過去の自分が馬鹿にしていたり、嫌っていたりした対象に、未来の自分がなってしまうみたいな。
投稿日:2023.01.22
ponまま
面白いと言ってしまえば、そんな自分が嫌になる作品 まさきとしかさんの描く女性は 女性の本能でしかわからない、女性の美しさと醜さがミックスされたものが入った 開けてはならないパンドラの箱を開けるような…感じ 理解したくない、どうしようもない女性がよく出てくるんだけど 批判しつつも、どこか共感してしまう自分がいて 丸裸にされた気になってしまう そのうえ、小説としてもなかなか読み応えがあるので 今のところ 一番好きな作家様ナンバーワンです続きを読む
投稿日:2022.09.21
れいちぇる
「貴和子」という女性にまつわる連続短編集。 本人視点の章はなく、彼女に関わる周りの人物からの視点でそれぞれ語られていく。 スッキリとしない締め方に、どうなったのかと考えさせられる。 自覚無自覚、意図…的なのかそうではないのかはわからないが、一瞬で人を狂わせる程の魅力のある女性が身近にいたとしたら、やっぱり嫌だなぁと正直思う。 人には多面性がある。 対する人によって顔が変わる。 いくつもの自分を持っている。 時にどれが本当の自分なのかわからなくなる程、いくつもの仮面を持っている。 そして他人には言いたくない、負の感情も持ち合わせている。 無意識に他人と比べて、比べる事によって自分という人間を認識する。 狡くて、醜くて、愚かで、浅ましい。 でもそれこそ人間らしいとも言える。 まさきとしか。 女性の内側に潜む嫌らしさを表現するのがとても上手い作家さんだ。続きを読む
投稿日:2021.08.17
chicco123
読んでいて、有吉佐和子 『悪女について』がちょっと浮かびました。 キワコについて、いろいろな人が語る話。 とくに、一つ目の話がいい。 ワタシの読解力のせいか、消化不良の部分もあって、そこがもやもやする…けれど、 全部クリアにしない方がいいのかもしれない。続きを読む
投稿日:2021.07.29
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