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源氏鶏太 / 集英社文庫 (6件のレビュー)
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総合評価:
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MS(1763691)
1951年の直木賞を受賞した短編集。戦前、戦中、大戦直後の一般的なサラリーマンの描写を興味深く読んだ。
投稿日:2024.02.24
へ〜た
源氏鶏太二冊目。1951年というから、今から約70年前の直木賞受賞作。2018年刊の集英社文庫で読了。先に読んだ「青空娘」もやはり 2018年に出ていて、やはりこの頃に懐古ブームがあったんだろうな。今…ではちょっと考えられない、ウェットな、しかしどこか懐しくうらやましい「サラリーマン」の悲哀を描いて、まあお気楽お手軽な読みもの。続きを読む
投稿日:2023.02.01
orii_k
昭和初期のサラリーマンたちの悲哀を描いた作品であるが現代風な文言で物語を進めているので大変読みやすい。 短編集であるので良い意味で時間潰しにもってこいの作品だと思う。
投稿日:2023.01.05
lisainu
入社10年目の風間京太の会社での日々や、会社で出会った人たちのことを綴った短編集。現代なら通用しないであろう理不尽な慣習も含め、昭和のサラリーマンの姿が描かれている。 本のタイトルにもなっている"英…語屋さん"は、通訳として採用され、その実力は認められながらも、癖が強く、嘱託職員のまま定年を迎える予定の茂木さんのことを描いた話。 茂木さん同様、嘱託職員として入社しても、要領よく正社員になっている人もいる中で、内心面白くないと思うが、自分の仕事には責任と自信をもって取り組み、重役とも互角にやり合う。世渡りは下手でも、こういう人が社会人としてカッコいいと思う。続きを読む
投稿日:2021.07.10
よっしー
戦後日本を舞台に、サラリーマンの悲哀を描いた短編集。 本屋で見かけて購入。もちろん現代から見れば時代錯誤な内容もあるが、戦後直後のサラリーマン風情が思いのほか共通項があることに驚く。
投稿日:2021.01.02
Saki Fukuda
可もなく不可もなく。作中の時代を生きた人ならすごく面白いのかも。昔の人は人と人の繋がりをすごく大事にしていたんだと感じた。
投稿日:2020.06.28
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