【感想】菩薩天翅(ぼさつてんし)

戸南浩平 / 光文社
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • tamako

    tamako

    明治になったばかりでまだ混沌としていた東京で、悪人だけを狙った連続殺人が起きる。仏に見立てたその犯行から「闇仏」と呼ばれるようになった犯人は、極悪人の大渕伝兵衛殺害を予告する。貧乏浪人の倉田はその用心棒をすることになるが…
    輪廻転生を信じる悪人、大渕伝兵衛のキャラクタが大変面白かったし、善人であろうとしつつ揺れ動く倉田の心理もよかった。廃仏毀釈の時代を背景に仏の使い方もうまい。
    殺伐とした世の中で、倉田と縁あっていっしょに暮らす少女サキのまっすぐな性格が救いとなって光った。
    続きを読む

    投稿日:2019.08.06

  • shiraki0402

    shiraki0402

    時代は廃仏毀釈の嵐が吹き荒れる明治のはじめ。親を殺された十歳の少女サキは倉田恭介に助けられ、江戸の長屋で親子のようにつつましく暮らしていた。「闇仏」と呼ばれる連続殺人犯に狙われた大罪人の用心棒となった倉田の運命は如何に?続きを読む

    投稿日:2019.02.05

  • 光文社 文芸図書編集部

    光文社 文芸図書編集部

    明治六年東京、侍崩れの男・倉田恭介と、十歳の女の子・サキは、縁あって共に暮らしていた。ある日、闇仏による大罪人連続殺しが起きる。その闇仏から極悪人の大渕伝兵衛に殺害予告が届く。大渕は自身を守らせるため、用心棒として倉田を雇うのだが……。続きを読む

    投稿日:2018.09.12

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