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ニコラス ペトリ, 田村 義進 / ハヤカワ文庫NV (5件のレビュー)
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take9296
自殺した元部下の家から40万ドルもの大金とプラスチック爆薬が見つかった。未亡人を助けようとやってきた、自身も深刻なPTSDを抱える元海兵隊員のピーター・アッシュは、事の真相を探りはじめる。やがて家のま…わりに怪しい人物が現われるようになり、ピーターは否応なしに事件の渦中へ……戦争で帰る場所を失った男たちを描くハード・サスペンス! 邦題はいまいちだが、内容は◎。シリーズなら継続して出していただきたい。続きを読む
投稿日:2019.03.27
山系
“ホワイトノイズ”となんとかうまく付きあっていかねばならない。それが自分の人生なのだ。それをどのように生きるかは自分次第なのだ。 しびれる!
投稿日:2019.01.04
winder
面白かった!!PTSDに苦しみながらも正しいことをなそうとする主人公はもちろんのこと、登場人物が魅力的。なかでも読み進めると印象が2転、3転するプロの犯罪者ルイスがお気に入りに。これは続編も出版してい…ただかないと!続きを読む
投稿日:2018.12.25
MISERY
このレビューはネタバレを含みます
海兵隊員として戦地で数年間活動したのちに帰国。そしてPTSDを発症。その苦しみが主人公を通して伝わってくる。その苦しみを抱えながら友人の死の真相を追う。特別新しい物語ではないけれどそれでも読ませてくれるのは主人公や友人の妻、子供、犬たちの造形の良さ。なにより子供たちと犬がかわいい。シリーズ一作目としても上々だと思う。
投稿日:2018.11.18
HAL-RIM
まるでハリウッド映画でも見ている感じがしました。アクションシーンとか、描かれている人物像が、この本が逆に映画のノベライズではないか、そう錯覚しそうなほど。 痛快で面白くはあるのですが、それだけでなく、帰還兵たちの苦境にある姿が描かれていて迫ってくるものがありました。小説のランボーでも感じましたが、あれからアフガンとかイラクとかアメリカは何度も戦っていますから、今日的な問題なのだとも思います。 そんな状況の中でも輝くものを秘めている主人公とタッグを組むことになる漢。訳者の後書きにもありますが、「ワイルドスピードシリーズ」のラストにも通じる気がします。それと、あの犬がいい味を出していますね。あんなの絶対に飼いたいとは思いませんが。
投稿日:2018.10.03
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