【感想】ニッポン泥棒(上)

大沢在昌 / 角川文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • Bookrium

    Bookrium

    失業後に熟年離婚した元商社マンで、1人寂しく生きていて、パソコンや携帯電話などほぼ使えないにしてはどんどん格好よくなっていく尾津。最初にマイナスのイメージを刷り込まれすぎたのかも。
    物語はまだ前半が終わったところですが、今の感覚からすれはテクノロジーは古いとはいえ面白い展開が続いている。当初は漠然としていたヒミコの正体が徐々に明らかになってきたり、良い感じに登場人物が増えてきたりと、中弛みせずに緊張感を維持できています。続きを読む

    投稿日:2024.04.04

  • g2alt

    g2alt

    このレビューはネタバレを含みます

    未来を予測するソフト、ヒミコ。開発者が殺されていく。ソースを隠した場所は不明。解凍パスワードに尾津(S14生、元中堅商社マン)と佐藤かおる(六本木のクラブ店員、学費稼ぎ)の情報が利用されている。
    尾津はアダム4号。佐藤はイブ2号。
    それを告げに家にきた若者と連絡が途絶えた。自殺。
    組織に殺された。
    尾津はヘッドハンティングの誘い。元同僚から高額で雇う
    自分が鍵であることを知る組織が自分を拉致しようと偽物の刑事がきた。身の危険を感じ逃走。
    若者は佐藤かおるを見つけた。佐藤かおる宅にも偽刑事がきていた。佐藤かおるに事情を説明。先生(細田、元学生運動活動家)に相談。自分のマンションに盗聴器。佐藤の元彼氏冬木が突然連絡をとってきた。冬木はCIA?味方?敵?
    生き残りの開発者は二名。残り1名にチャットでメッセージ
    20代女性だった。仲間が殺されているの逃走生活。
    ヒミコの機能を説明。JM研をハッキングしてソフトのデータに利用。
    ヒミコの開発者とチャット経由で合流。ヒミコの概要を説明。予言シュミレーションソフト。イレイズ機能で未来に影響を与える人物を予想。 権力者が暗殺リストに使用?
    JM研に追われている、追っているのはコブラ。
    尾津の元オンナ、赤坂の料亭の女将宅に全員で隠れる。
    奇妙は団体生活。

    冬木が赤坂の隠れ家にやってきた。
    自分がCIA側であると説明。一同信用することに。

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    投稿日:2019.08.10

  • bera5227

    bera5227

    素直に面白い。序盤は訳のわからないものに突然巻き込まれ右往左往していた主人公が能動的に動き出してから徐々にスピードアップしている点が自然体で良い。それにしてもイレイスなんてものが実際にあったら恐ろしい。下巻に期待。続きを読む

    投稿日:2018.10.16

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