【感想】なくてもよくて絶え間なくひかる

宮崎夏次系 / 裏少年サンデー
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
2
2
2
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • mugichan

    mugichan

    なるほどね、支離が滅裂で余白のある創作が
    読者の想像を掻き立てて自分だけのものにするのか
    柔らかくて淡くて掴み所のない感じが
    どこか誰かの歌にもありそうだな、と思う

    少年期の剥き出しで危うい性欲がすごい上手に
    表現されていて段々と気持ち悪くなってしまった

    だいたいどんな作者なのかわかったし、
    これ以上もこれ以下でも恐らくないのでもう良いや
    続きを読む

    投稿日:2021.04.28

  • 7do8bu1991

    7do8bu1991

    宮崎夏次系氏の作品『なくてもよくて絶え間なくひかる(2018)』を読了。 宮崎夏次系氏の作品を読んできた中で・・・一番好きな作品。 繊細で・儚く・切ないストーリーで良かった。

    投稿日:2019.11.03

  • knkt09222

    knkt09222

    サブカル野郎であることから離れたくなる時期があって、そのあいだ作者の本を読めずにいたが、戻ってきてよかった。
    ああ戻ってきてよかった、ここに。

    それにしても今までの作者の作風からいうと、一般受けしそうなレベルまで来ていると思う。
    帯に「まっすぐに描き出す、鮮烈なるボーイミーツガールストーリー」とあるが、これ、決して惹句として嘘ではないのだ。
    まずは有木子「来週の〈金〉までなら…」のコマにやられ。
    「ハイスコアガール」の日高小春を思わせる竹智さんの「ペロ」に、キュン軌道ど真ん中に乗せられ。
    さらにある人の死から世界崩壊ともいえる感覚へとなだれ込み。
    そして、そして。
    続きを読む

    投稿日:2019.06.10

  • wayog

    wayog

    ディテールのリアリティがあるから、
    全体のストーリーはよくわからなくてもいい。

    現実だってそんなもんかもしれないし。

    投稿日:2019.01.16

  • やお

    やお

    "2人で天井のシミを見てた。
    それから少しの間だけ手をつないだ。
    ケータイが鳴って、ゴールデンは病院に行った。
    その日以来、彼女とは話していない。"[p.235]

    投稿日:2018.08.26

  • manaview

    manaview

    君に会いたくて遠回りした帰り道、紙パックのジュース、駐輪場の無駄話、学校までの坂道、顔だけ知ってる同級生、だらしない僕らの唾液、靴箱前の足跡、見てはいけない君の顔、バッシュのキュッキュッという音、担任の古い型の自動車、帰り道のCDショップ、初めての高速バス、ひとりきりの駅前のホテル、すべてが足りなくて、なにもかもが目の前に、腹を見せて死んでいたセミ、どしゃ降りの雨で濡れた制服。続きを読む

    投稿日:2018.08.17

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。