【感想】amazon 世界最先端の戦略がわかる

成毛眞 / ダイヤモンド社
(164件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
48
65
34
3
1

ブクログレビュー

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  • rpa

    rpa

    図書館にて借りて読んだ。Amazonの戦略について大まかなところが分かった。2018年の本なので少し古い内容ではあるが、全体感を捉えることができたので読む価値はあったと思う。

    投稿日:2024.04.10

  • 六車 勝哉

    六車 勝哉

    一企業の取り組みだけでなく、いかに
    社会を大きく動かす存在になったかまで触れていて、社会を知る手掛かりになります!

    投稿日:2024.02.09

  • ろんぐん

    ろんぐん

    Amazonの凄さについてとても詳しく書かれていた。ウェブの販売サイトを担っている企業というイメージしかなかったがその事業範囲はとても広く強大な企業であることを認識することができた。そういった事業範囲を実現できることも圧倒的な資金力と物流を基とした技術力があるためということに大変驚いた。今後のどういった事業に乗り出し、世界にどんな影響を与えていくのかとても楽しみである。続きを読む

    投稿日:2024.01.08

  • ちむさーちょい

    ちむさーちょい

    このレビューはネタバレを含みます

    世界的IT企業の日本法人トップを努めた著者だけに、戦略とオペレーションを多面的な側面から分析している。Amazonの規模や影響力は今や国家をもしのぐ。著者は同社の事を、21世紀のローマ帝国と形容しているが、その世界的な存在感や人々の生活への影響力を考えれば言い過ぎでは無いことが本書を読み深める事で分かる。出版は2018年とITの世界では5年前となると古さは否めない。それでもAmazonの本質は変わっておらず、同社を理解したい人にとっては絶対に読んだ方が良い本である。提示されるデータは読者が各々が必要に応じてアップデートすれば良い。

    Amazonは言わずとしれたプライム会員というシステムが顧客のロイヤリティを高めている。評者自身も開始早々から加入し10年以上メンバーであり続けている。書中で紹介されているエピソードとして驚いたのが、実はこのモデルはコストコのメンバーシップを参考にしているという。実際、コストコ創業者でCEOでもあるジム・シネガルと面談して教えを請うたという。

    当初はオンライン書店として始まったAmazonであるが、現在、同社をそれだけで捉えている人はいないであろう。オンラインで何でも買える事は皆が理解しているが、一方で、実は利益の大部分はAWSと呼ばれるクラウドサービスによってもたらされている事はあまり知られていない。2017年時点では、Amazonの利益41億ドルに対してAWS事業が43億ドルと会社全体の利益を上回っている。これは、AWSの利益が他の革新的事業の先行赤字をサポートしており、同社の屋台骨となっているという事を表している。更に驚くべきは、AWS事業は売上が122億と業界で圧倒的存在であり2位のマイクロソフトが24億、グーグルが9億ドルと桁違いとなっている。

    更に、ホールフーズの買収に伴うネットとリアルの融合への試みに加え、AI、再生エネルギー、ドローンなどと最先端技術への投資は加速する。

    M&Aにおいては、靴のネット販売、ザッポスが買収提案を拒否した事で、類似のビジネスを立ち上げ、徹底的に安値で対抗し、ザッポスがAmazonに買収された方が得となる状況を作り出して最終的に合意に持ち込むといった荒技を使っている。この手法はザッポスだけではなく他のM&A案件でも多く使われているという。

    また、特徴的なのがCCC、Cash Conversion Cycleがマイナスである事である。つまり物を売る前にすでに現金を手にしているということだ。その原動力となっているのは第三者がAmazonで販売するモデルであるマーケットプレイスである。購入者から受け取った金額から販売者に払う手数料を差し引いた金額がAmazonが自由に出来る金額となる。CCCは平均で28.5日、約1ヶ月分が無利子で運用出来るという事である。また書中には書かれていなかったが、Amazonが出品者から受け取る広告費は原価がほぼゼロであることから、これもCCCがマイナスである事に大して大きな貢献をしているであろう。

    あまりに大きな存在となったAmazonであるが、まだまだ勢いは留まる気配は見られない。Amazonは脅威であるが、一方でAmazonを活用してその成長に乗っかる、、もしくは事業をAmazonに売却するのも一つの有力な選択肢であろう。著者も競合の戦略が「Amazonといかに戦うか」から「Amazonをいかに使うか」に変化してきていると指摘している。

    その場合においてもAmazonの何で利益を上げ、どんな分野に投資をし新規事業を進めているのかを常に知っておくことは重要であろう。本書はそうしたニーズの基礎知識として読んでおいて損は無い。

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    投稿日:2023.10.12

  • Tom

    Tom

    Amazonにお世話になっていない人なんていないくらい今の生活に浸透していて、かつ気づいていないサービスまで手がけていることに驚いた。失敗したらやめればいい、くらいの勢いで新規ビジネスを立ち上げ、時にはすぐにやめる。Amazonほどの資金力あっての動きだが、その大胆さは見習ってほしい。ジョブベゾスはどこまで元から思い描いてこうしてビジネスを拡大させていったんだろう、、、Amazonによっていくつもの常識が変えられてきた。おそらく今後も。続きを読む

    投稿日:2023.10.05

  • camille

    camille

    発売時に読む種類の本だけど、日が経ってから答え合わせのように読むのもおもしろい。
    当時はあまり知られていなかったAmazonの情報が、今では知られている話になっていたり、この本では完璧で、誰もたちうちできないて思っていたAmazonにも隙があったり。続きを読む

    投稿日:2023.05.10

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