【感想】くまモン 小学館版 学習まんがシリーズ

森真理, 三条和都, 熊本県くまモングループ / 小学館
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
0
3
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • ahddams

    ahddams

    漫画は読まないようにしている。
    ページを開いたら最後、読み慣れた人以上にのめり込み、新刊が出るまで何もかもに身が入らなくなってしまう。

    ただ学習漫画は別。偉人や日本・世界史を漫画化したアレ。同じ漫画なのにあれだけは「ページをめくる手が止まらない」ことがない。
    今回の学習漫画もそのはずだったのだが…遅読が過ぎる自分でも30分で読破してしまった。(大方可愛いイラストに見入っていた気がする笑) そして続き、つまり現在の活動が既に気になっている。にしても、最近の学習漫画は注釈が増えたなー…(誰)

    学習漫画シリーズには彼(←ここから知らなかった^^;)以外に、伊藤博文や大河の『いだてん』で一躍有名になった金栗四三ら15名が肩を並べている。彼らの経歴や功績はあらかた認識している一方で、自分は彼を一ゆるキャラとでしか見ていなかった。

    気になる形式としては、「くまもとサプライズ」(熊本県のPRキャンペーン)の一環として誕生したくまモンが県庁職員として県のPRに奔走するところから始まる。凄いと思ったのは、オリジナルのポーカーフェイスにはあまり手を加えずに喜怒哀楽を巧みに表現して見せた森さんの技量。感情移入とまではいかずとも、心の動きがひしひしと伝わってきた。

    その他各地のゆるキャラとの交流や「熊本県営業部長」「熊本県しあわせ部長」への就任、ゆるキャラグランプリでの優勝、それに伴うテレビ出演数の増加など、ゆるキャラ界の中でも一番多忙を極められていたのでは?ダイエットや「ほっぺ紛失事件」はよく分からなかったけど汗

    地震直後のエピソードがホロリと来た。避難場所への慰問にもすぐには伺えず、人々に喜んでもらえるという保証もない。「それでもボクにできることを」と歩み出る姿勢に、副題にある「次世代のリーダー」の意味を知った。
    彼が自慢のステップを止めない限り、まだまだこの漫画は完成しない。
    続きを読む

    投稿日:2022.04.29

  • まっしべ

    まっしべ

    見た目はゆるいけど、携わる人々の想いは全くゆるくない。

    私個人は特別ゆるキャラが好きという訳ではないが、それだけに却って新たな発見があったように思う。

    実際には反発もあったのかもしれないが、未曾有の時にこそ「ボクにできること」を全うしたくまモンの理念は素晴らしいと思う。

    あいにくまだ熊本県に行ったことがないが、気兼ねなく旅行に行けるようになったら是非訪ねてみたくなった。



    1刷
    2021.2.4
    続きを読む

    投稿日:2021.02.04

  • kidsmain

    kidsmain

    小学館の学習まんがで、人間以外の生き物を扱った伝記は、これが初めてとのこと。
    NHKの『プロフェッショナル』でくまモンが取り上げられ、それを観て購入した。
    https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/284/1669521/index.html
    くまモンが人格を持っている生き物として扱うことに賛否はあるだろうが、私は、いいと思った。
    2019年の立川志の輔さんの『志の輔らくご GINZA MODE』にて本物のくまモンがサプライズ登場したときには、自分も嬉しいと思った。熊本を魅力をアピールするために、ここまでやる! という思いを直に感じることができた。
    静岡県や静岡市もこれくらいやらなきゃ!
    続きを読む

    投稿日:2019.01.27

  • chikachan

    chikachan

    くまモン誕生の秘話から東北大震災、熊本大震災のことまで網羅した漫画。くまモンありがとうといいたい一冊。

    投稿日:2018.09.07

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。