【感想】王様の仕立て屋~フィオリ・ディ・ジラソーレ~ 7

大河原遁 / グランドジャンプ
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
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ブクログレビュー

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  • clamamus

    clamamus

    このレビューはネタバレを含みます

     おそらくはフィオリ・ディ・ジラソーレの章が終了となる7巻である。
     シリーズとしては現行のまま進むのかもしれないが、この間の最後に収録されている特別編「維新の鋏」から日本編が開始しており、ジラソーレに焦点を合わせた物語シリーズから外れるのは間違いない。
     作者自身が扉で「抜本的テコ入れ、リメイクレベルのリニューアルです」と述べているのだから、変化は免れ得ないだろう。

     この巻もまた安定した面白さを提供してくれている。それぞれのシチュエーションに合わせ、農学者に、ゴルフの席に、日本人版画家にと見事な手並みで仕立てを行う短編集だ。
     だが、それが個人的に星四つ程度と評価している面も否めない。
     おそらくそうしたマンネリを打破する意図もあってのリニューアルだろう。次巻からの展開に期待したい。

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    投稿日:2018.09.06

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