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名取佐和子 / 実業之日本社文庫 (9件のレビュー)
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雪だるま❄️
正確に書くと星3.8。 文章が軽くなく、内容としても面白かった。 なかなか小説で逃がし屋の話がないので、それも新鮮味があって面白かったし、リアルさがあった。 他の人も言っているように、まほろ駅前シリー…ズと似ている。 だが、こっちの方がよりダークな面がある。続きを読む
投稿日:2023.06.27
1462148番目の読書家
人情味豊かだけどちっともほのぼのじゃない、個人営業の零細運送業者が運ぶハードで悲惨な人生ドラマの数々と、その背後で蠢く闇のビジネス。 敵役が神さんのトラウマをわざわざ解いてくれるの何でだろう?謎だ。… 「ツインテールの娘」が何だか切なくてツンと来る。続きを読む
投稿日:2021.11.24
縋
一話完結的なミステリーか~さくっと読めそうだなーと思っていた前半。 読み進めて話が絡み合っていくうちに、ハードな結末へ。あっという間に読了。複雑な正義と悪のお。 実写化するなら誰だろーとか思っていたけ…ど、あのラストだとなかなかすごい感じになるな。続きを読む
投稿日:2021.09.05
be-san
ポップな表紙絵とタイトルの割に、 内容はおもくそハードボイルドだった(^ ^; 少年時代の暗い過去を引きずる弱小運送屋の社長と、 一緒に住み込みで働く「相棒」の若者、それに 主人公の幼なじみである熱…血弁護士の女性の三人が、 自らの正義感に従って様々な苦労を背負い込んでいく、 というのが大まかな流れ。 様々な「ひどい目に遭ってる人」が出てきて、 主人公たちはそれぞれの悩みに寄り添い、 救いの手を差し伸べていく。 連作短編集だが、全体で一つの大きなストーリーがある。 現代社会の闇の部分、逆らえない巨悪に翻弄されつつ、 窮鼠は猫に噛みつき、蟻の一穴をこじ開けていく。 アメリカンコミックのヒーローとは違い、 あくまで一般人の主人公たちは、暴力にはからきし弱い。 「巨悪」との圧倒的な力の差にズタボロにされながら、 それでも最後の最後まで諦めずに信念を貫く。 それには、主人公の少年時代の暗い過去が絡んでいる。 ちょっとオカルト要素と言って言えなくは無いが、 鼻白むほどではなく、十分納得できる範囲内。 一応はハッピーエンドを迎えるが、 「巨悪」のアタマをつぶせた訳では無し、 トナカイが「逃がした」人々の「その後」も気になるし、 読後も長く余韻が残る感じの一冊。 全く予備知識なしに手に取った一冊だが、 大当たりでした(^ ^続きを読む
投稿日:2021.07.06
如月 はるか
重いというか、おぞましい。バイオレンスな話も苦手だし、ちょっとキツかった。 もう少し軽いノリかと思っていたけど。名取さんだし。 ラストは救いがあるのだけど、途中経過が。
投稿日:2021.01.10
daidaddy
2020.5.8 ちゃんと最後までストーリーを巻き込んで結末までいってくれました。 面白かったけど何かが物足りなかったなぁ。 想像を超えなかったのか…
投稿日:2020.05.08
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