【感想】世界に誇れる明治維新の精神

ケント・ギルバート / ベスト新書
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • cinejazz0906

    cinejazz0906

    黒船来航以来、諸外国の勢力から日本を守ろうと立ち上がった幕末の志士たち、明治維新によって日本の近代化を図り、通商条約(不平等条約)の解消に努力した時の日本人が、今日の日本の姿を知ればどう思うか。本書はアメリカ人著者が、日本国憲法(アメリカから押し付けられた究極の不平等条約)の改憲(第9条)について提言しています。護憲派、改憲派を問わず、第三者の目で将来を考察するための、肩の凝らないテキストです。司馬遼太郎氏が、昭和の日本に憤り嘆いた言葉は〝どうして日本人は、こんなにも馬鹿になってしまったのか〟でした。続きを読む

    投稿日:2020.06.13

  • kun92

    kun92

    微妙だなあ。
    維新志士が確かに今の日本を見たら切れるとは思うよ。
    日本国憲法が、不平等条約を押し付けられたもんだってのもなるほどなと思うけど。
    結構余計なお世話ってか。
    あー、これも本音かと思うのが、結局そうやって明治から日露戦争を経て一流国の仲間入りをした日本が躓いたのは、根回しもなく勝算もなく、未分不相応にも西洋文明に喧嘩を売ったからって考えなんだなってことだな。
    ただ、だからこそ、あくまで米国人の目で日本を見てるケントさんの視線は貴重だと思うのだ。

    それにしても、日露戦争の戦費、その返済が終わったのは1986年だってのは驚いた。そりゃ、賠償も取れなかった当時の日本人は切れるわな。

    やっぱり日本の歴史の教え方っておかしいよ。
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    投稿日:2019.02.27

  • 5

    アメリカ人の立場からみた明治維新を通して、日本人の良い面を称賛しているだけではなく今の日本人に対して耳が痛くなるような苦言も呈している。 
    そして何故こうなったのか原因を分析しどう対処すればよいのかの助言もしっかり書かれている。

    今が日本人が自虐史観をはねのけ憲法を改憲し今までのように中韓にやられ放題の状況から抜け出す最大のチャンスだと思う。
    既存のテレビ番組や新聞しか見ていないような人にこそこのような本を読んでもらいたい。
    読んでも日本を貶めるようなことしか言わない人は、はなから日本の事が嫌いか、そもそも日本人じゃないのかもしれない。

    現政権はいい加減中韓には遺憾の意だけじゃなく具体的な対応をして貰いたいもんだ。

    著者の本は初めて読んだが、読みやすかった。
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    投稿日:2018.10.24

  • BluePlanet

    BluePlanet

    ★5.0(4.00) 2018年6月発行。日本人ではないアメリカ人がここまで日本のこと、日本人のことを調べ上げ、しかも日本語での完璧な文章、脱帽ですね。それも日本人でないからこそ、外から見た日本を、率直に公平に評価。また、日本人では思いつかないような発想で、明治維新の志士たちの想いを汲み、現代の日本人を嘆く。日本の護憲派の人たちは何故にこんなにもアメリカのWGIP洗脳され続けるのか?いやそれこそまさに洗脳の成果だ。日教組、マスコミ、いつまで彼らは洗脳され続けるのだろう。一刻も早く洗脳が解けんことを祈る。続きを読む

    投稿日:2018.08.18

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