【感想】能舞台の赤光 多田文治郎推理帖

鳴神響一 / 幻冬舎文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • tamako

    tamako

    多田文治郎推理帖第2作。
    能舞台の最中に人が殺されたという謎を解くことになった文治郎。
    能楽の舞台は迫力があってよかった。しかし一通り聞き込みをしたら事態が動いて解決していたという感じで、淡々と終わってしまった感じ。読みやすいがもう少し盛り上がりがほしいかも。続きを読む

    投稿日:2019.07.03

  • herbtea

    herbtea

    階上の床が抜けたために二階分の高さとなった物件をうまく使った、三軒茶屋の星座館。たった12席に集うお客様のために、金髪のオーナー和真が独特の若者言葉で語るギリシャ神話には本当に惹かれます。飛び込んできた弟の創馬と一人娘月子を中心に常連さんとともに語られる連作。少しずつ語られるそれぞれの背景は決して綺麗なものばかりではないけれど、優しい物語を夢中になって読みました。現在の三茶はもはやお洒落な観光地のようですが、この本は私が知っている何年も前の三茶の街並みが想像でき、ノスタルジックな想いに浸りました。続きを読む

    投稿日:2019.06.14

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