ヤマケイ文庫 野性伝説 羆風/飴色角と三本指

戸川幸夫, 矢口高雄 / 山と溪谷社
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 臥煙

    臥煙

    吉村昭の「羆嵐」で知られる。人喰いクマの事件。「釣りキチ三平」の矢口高雄による漫画版。

    人間の立場より野生のクマの立場からの描写が何より秀逸。人と自然の関係について深く考えさせられる。

    投稿日:2021.08.21

  • 本が癒し

    本が癒し

    事実に基づいた内容で、
    ドキドキしながら読みましたが、
    羆(ヒグマ)が人間を襲う描写は、
    かなり凄惨で、
    読み返すのは私には厳しい。

    もう一つ話が付いていて、
    カモシカと密猟者の話。
    この話も面白かったです。

    続きを読む

    投稿日:2021.03.16

  • wildanimals

    wildanimals

    大正4年12月、北海道で起きた8名が死亡した日本史上最悪の獣害といわれる三毛別羆事件を約1000ページ(飴色角と三本指を含む)で羆風と題し漫画で表現された。
    また、熊の視点から人間のことが語られるシーンもある。続きを読む

    投稿日:2020.04.27

  • アライ

    アライ

    吉村昭の「羆嵐(くまあらし)」を読んでいたので、同じ事件を扱った矢口高雄の漫画を読んでみた。この漫画の原作は戸川幸夫の「羆風(ひぐまかぜ)」で、「羆嵐」と「羆風」は同じ三毛別羆事件を取り扱っている。紛らわしいですね。
    「羆嵐」よりもこちらの方が史実っぽいなあと思ったら、矢口高雄本人がさらに追加取材を重ねたそうで、こういう姿勢には本当に頭が下がる。
    続きを読む

    投稿日:2019.09.26

  • ホースケ

    ホースケ

     本来、人間は自然の一部である。
     自然というフィールドにおいて、人間と他の動物とは対等であるべきなのだ。

     大正四年十二月、三毛別羆事件として知られるこの事件は、二日で六名の死者を出す被害となった
     開拓民の村を羆が襲い、女子供を食べては、何度も現れる。
     どこから羆が襲ってくるのか、村は恐怖に陥る。
     一方、自分の縄張りで好き放題山を開墾する二本足を苦々しく思っていた羆はある日、彼らの家を襲うことにした。
     自分の縄張りで何をしようと文句を言われる筋合いはない。
     軒先のトウモロコシを食べていたが、ある時をきっかけに人肉の味を知ってしまう。(羆風)

     かつては毛皮を目当てに狩猟対象だった羚羊(カモシカ)は、野生生物保護を名目に狩猟禁止となった。 
     蔵王山麓、七ヶ宿。
     禁猟となった後も密猟を続ける猟師たちが集まってきた。
     彼らが狙うのは飴色の角を持つ牡の羚羊。
     羚羊と猟師の一対一の戦いを描く(飴色角と三本指)

     
     人間と、動物の視点がフェアに描かれている。
     都市を築いた現代人が忘れてきたものだ。
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    投稿日:2019.03.31

  • まいつき

    まいつき

    日本史上最悪の獣害である「三毛別羆事件」。これを知ったのは、「百姓貴族」の検索すんなだったかなぁ。
    で、検索してみて悲惨さに戦慄。文章だけのウィキペディアでさえ、そうだったのに漫画として読むとさらに。
    恐怖と悲劇な事件。犠牲者の方々の冥福と共に、同じ事件を起こしてはいけないと強く思います。その一念でマタギとなった大川春義氏と、記録を残した木村盛武氏い尊敬を憶えます。

    被害者の方々には記憶から消してしまいたい事件でも、教訓として後世に残さなければいけないことはあるものなので。
    続きを読む

    投稿日:2018.06.24

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