【感想】破壊――新旧激突時代を生き抜く生存戦略

葉村真樹 / ダイヤモンド社
(8件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • rio-purple

    rio-purple

    このレビューはネタバレを含みます

    ===以下まとめ===
    技術の進化とは、人間の機能の拡張
    ・エネルギー;心臓、血液
    ・インフォメーション:脳、感覚器官
    ・モビリティ:手足

    今後の技術進化の方向性を考えるには、デザイン思考が有用
    ・技術進化により、業界という枠組み自体が変化する例が増えてきた
    ・その場合、業界ポジショニングや、自社経営資源の議論は役に立たない
    ・よって、まずは顧客ニーズ検討から始めることが有用となった

    企業の存在価値とは、「自社ならではの提供価値」と「他者が求める価値」の両方を満たすこと
    ・多くの日系大企業の企業理念は、自社ならではが欠けている
    ・よって、その事業をやるべき/やらないでいるべき理由がなく、領域を絞りにくい

    今後は、消費者の時間とネットワークを制することが価値となる
    ・スマホの登場により、隙間時間にも価値が生まれた
    ・コミュニティは経済空間となり、情報獲得とサービスの持続性に資する

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    投稿日:2020.06.08

  • Hayato

    Hayato

    1 人間中心に考える
    2 存在価値を見定める
    3 時空を制する


    メモ

    デザイン・シンキング 共感ー問題定義ー創造ープロトタイプーテスト 人間中心で問題を見出し、解決する
    人間中心の考え目的と手段を履き違えない
    人間中心に考える

    ゴールデンサークル why/なぜ ー how/どうやって ー what/何を の順で思考・行動する

    自分が生き残るために何をするべきかではなく、自分は世界に何をもたらすべきか?と意識を変えること 利己的から利他的な考え方に変える

    産業革命以前の農村部では労働時間はせいぜい6時間だったが産業革命以降(より多く働いた方が生産性は高くなる資本主義の考え)は14時間が一般的で18時間になった時もある

    取るに足らないように見える数分、数秒を少しでも短縮するプロダクトやサービスがディスラプターとなるメールからライン

    ダーウィンの言葉

    生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。
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    投稿日:2019.07.05

  • amazonrevier

    amazonrevier

    ★生存戦略
    ①人間中心に考える
    ②存在価値を見定める
    ③時空を制する

    成功の法則が大切なのではなく、
    その法則を考えるに至った背景に関する知識や、
    考え方を自分なりに咀嚼し、自分自身に照らし合わせてどうするか、自分で考えることだ。

    ちなみに
    エピローグで「スナック」の存在意義について書かれてあったが、前田裕二の「人生の勝算」という本にも同様のことが書かれてあった。
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    投稿日:2018.09.08

  • manybook

    manybook

    テクノロジーとは、「人間の機能および感覚の拡張」(マーシャル・マクルーハン)

    ディスラプションを起こした進化の歴史は、3つの技術の進化の歴史
    インフォメーション
    モビリティ
    エネルギー

    観衆は映画によって「潜在意識と感情に働きかけられ、操作可能になる」(アドルフ・ヒトラー「わが闘争」)

    現代のディスラプションが、過去に起こったディスラプションと異なるのは、過去のディスラプターが「テクノロジーそのものを売る企業」であったのに対して、現代のディスラプターが「テクノロジーを使った新しいサービスを売る企業」であること

    デザイン・シンキング思考
    「人間を中心に」問題点を見出し、それを解決するアイデアの発散と収束を繰り返すことで、最終的に新しい発想を得るといった流れ

    バリュー・プロポジション=存在価値
    他には提供できない「自分ならではの存在価値」と、自分以外の「他者(顧客やユーザー)が求めている価値」の両方を満たす価値

    日本企業に特徴的なのは、企業としてどういう価値を提供するか?なぜその企業は存在するのか?という「WHY」に関する定義は少なく、あくまで行動規範や行動理念のような「HOW」や「WHAT」に留まっているということである

    サイモン・シネック ゴールデンサークル
    優れたリーダーや組織には共通する思考や行動様式があり、ゴールデンサークルの中心から「WHY/なぜ」→「HOW/どうやって」→「WHAT/何を」の順で思考・行動していると説き、それが成功につながっている
    まずは、「HOW」や「WHAT」の金科玉条を捨て去って、自社が存在する理由は何なのか?自分自身が存在する理由は何なのか?「WHY」を自らに投げかけることが、私達に取ってのスタート地点になる

    価値創造者になるということ
    ①人間中心に考える
    ②存在価値を見定める
    ③時空を制する
    の3原則をどれだけ忠実に実行できるか
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    投稿日:2018.08.19

  • せいご

    せいご

    個人まとめ
    ・人間を中心に考える
    ・賞賛されるべきはプログラミング技術ではなく、それを駆使して作られたサービス
    ・企業は自分たちの存在価値を理解し、それを軸に意思決定を行なっていくべき。

    投稿日:2018.08.04

  • だぶ

    だぶ

    今考えていることにとてもフィットしていたので、背中を押された気分で読み終えた。何かの答えが書いているわけではないが、示唆に富む内容が満載で考える刺激になるので、何度も読みたい本。

    投稿日:2018.07.22

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