【感想】男塾外伝 大豪院邪鬼 5

宮下あきら, 柳田東一郎 / ゴラクエッグ
(2件のレビュー)

総合評価:

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  • 『黒犬』の優樹

    『黒犬』の優樹

    邪鬼vs豪鬼、互いに重い宿命を背負った兄と弟の、最初で最期の兄弟喧嘩がついに決着ッッッ
    兄の強さにどこまでも純粋に憧れたからこそ、弟はその兄を超えるべく、秘奥義に手を伸ばした
    デカければ強いって訳じゃない。けれど、豪鬼ほど、中身のある強い男ならば、大きさが強さに直結する
    さすがの邪鬼も圧倒されてしまうが、兄として、何より、一人の雄として、劣勢のままじゃいられない。弟が晒した一瞬の隙を逃さず、強烈な攻撃を見舞って、戦況を五分に戻してみせる
    改めて、兄は強い、と感銘を受けた豪鬼は、とっておきの技を繰り出す
    ただでさえ、攻撃力が最強クラスの真空殲風衝。それが、同時に二つ繰り出されたら、その威力はどれほどのものになるのか
    今の自分では放てぬ、覚悟のある一撃を認めた上で、邪鬼もまた、大豪院の秘術で挑む
    一度こそ破られそうになるも、勝利を諦めない邪鬼は見事な機転により、豪鬼の双龍真空殲風衝を攻略する
    自分の力では勝てない、ならば、相手の力を利用する。よくある話だが、出来てしまうのが邪鬼である
    憎しみが間に無かったからこそ、兄弟はどちらも本気以上を出せたのだろう
    弟の生き方と逝き様を自らの魂に、確と刻み付けた邪鬼
    だからこそ、彼は戦いの螺旋から降りる訳にはいかない
    一つの戦いを強くなって乗り越えたからこそ、男には次の戦いが待っているのだ
    強さのみを一途に追い求める男の人生は、勝ち続けるしかないのだろう
    中々に根性のある新キャラ・巌丸を補欠として加えた、最強チームが挑むは、喊烈武道大会
    一回戦から、中々にクセが強そうな猛者が対戦相手として立ちはだかるあたり、『男塾』シリーズらしい
    邪鬼の強さで、如何せん霞がちだけど、三号生もまた、人の枠を超えた猛者ぞろい。ぜひ、活躍してほしいものだ
    この台詞を引用に選んだのは、さすが、大豪院邪鬼の弟だ、と震えたので
    豪鬼の晴れ晴れとした表情には、一切の強がりなどなく、ただ、兄への尊敬と感謝、そして、漢として逝ける己への誇りだけがある
    そう簡単な事じゃないけど、男として死ぬ時は、こんな顔になりたい
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    投稿日:2018.08.01

  • yasuhironoma

    yasuhironoma

    兄弟対決の終了。
    まあ、割と壮絶な終わり方であった訳ですが、その後よく分からない感じで新入生の登場とか。
    しかし、独眼鉄にやられてる感じじゃ期待できないね(w
    んで、喊烈武道会、当然新入生も参加し、本大会へ。
    今回は男爵ディーノでちょっとテンションあがる(w
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    投稿日:2018.06.12

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