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吉田恭教 / 南雲堂 (9件のレビュー)
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総合評価:
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硝子
今回も前巻に引き続き誤植と言うかミスが…捜査会議で「マルA」と呼んでるのをそのまま奥さんの前で言うとか…。奥さんも何故か理解してるし…。でも面白い!!!と言うか、文体とかも読みやすくて私に合ってるんだ…と思う。シリーズ読み進めていきます。続きを読む
投稿日:2024.04.11
みかりん
槇野康平・東條有紀シリーズ、5作目。 今回は、かつて槇野が不祥事で刑事を懲戒されたことで迷宮入りになっていた事件が発端。 このシリーズは、ミステリに少しオカルト要素が加わっているのが特色だったはずな…のに、今回はそれが全くなく、ある意味、普通のミステリに。まぁ、槇野の過去の刑事時代にやり残した事件の決着ができたという点では、シリーズとしてはあっても良かったのかなとは思うけど、でもやっぱりオカルト要素がないと物足りない気も。事件のトリック、特に凶器のトリックに関しては斬新で興味深く読めた。続きを読む
投稿日:2021.02.11
バス好きな読書虫
シリーズ第5弾。 今作の始まりは鏡探偵事務所に舞い込んだ人探しの依頼。 簡単に目的の人物は見つかり、調査は終了したかに思えたが、すでに亡くなっていた目的の人物が別人の可能性があることから、槙野は捜査一…課の東條に相談する。 すぐに捜査に乗り出すと、そこには槙野が警察を辞める際に担当していた未解決事件との関係が出て来て… と言う内容。 槙野の過去が清算されると言う意味では、これまでの集大成と言えるだろう。 今作では「オカルト」がテーマであった今シリーズのオカルト要素は一切なく、本格的なミステリ作品に仕上がっている。 主要舞台を作者が住んでいる島根にしているところなどからも、今作への意気込みが見受けられる。 まだ東條の過去、前作から登場した探偵見習の早瀬の正体などが明かされていないことから、このままシリーズが終わるとは思えないが、今作から1年以上、そろそろ続きが読みたい。続きを読む
投稿日:2019.11.16
herbtea
シリーズ5作目。オカルト的要素が印象的なシリーズですが、今回は槙野が警察をやめたときの事件が絡み、オカルトではなく至極普通のミステリになっています。警察側、探偵+弁護士側、とそれぞれの役割分担がすばら…しく、違う形で事件に迫り、目が離せないまま一気に読み進めることになりました。このメンバーだからこそ、この複雑な事件の絡みがほどけたのですね。槙野の過去は一応清算されたということになるのでしょう。楽しみましたがどうしてもこのシリーズはオカルト要素を期待してしまいます。続編がどんな形になるのか今後も楽しみです。続きを読む
投稿日:2019.06.14
tantan
このレビューはネタバレを含みます
槇野・東條シリーズ最新刊!キターー!!♥ 毒婦の涙か、それとも聖女の涙か――。 依頼は単なる人探しだった。すぐに解決すると思い込んでいた依頼だった。 しかし、事態は急転直下、槙野の忌まわしい過去へと繋がり、迷宮の如き様相を呈し始める。 「卒園者を探していただきたいんです。名前は五十嵐靖男」 児童養護施設の園長から依頼を受けた探偵・槙野康平は、五十嵐が昨年結婚し、今夏に亡くっていることを調べ上げる。 しかし、五十嵐の妻に会いに行った園長が何故か罵声を浴びせられて門前払いされたことから、槙野は園長から新たな依頼を受けて五十嵐が失踪した理由と死因を調べ始めるのだった。 そして突き止めた予期せぬ結果に警察の介入が必要と結論し、警視庁捜査一課の東條有紀に情報提供するのだが――。 悪いヤツがいるもんですな!! あ〜、おもしろかった! 次作も、めっちゃ楽しみ〜♥
投稿日:2019.02.06
haji07-2018
10月-12。3.0点。 探偵槇野シリーズ。盲目ピアニストの紹介で、孤児院の院長が、生徒の行方を捜索依頼。 死亡しており、妻を訪ねるが追い返される。何故なのか。 安定しているが、今回はオカルト色がほ…とんどゼロ。 槇野の過去にも一つの区切りが。続きを読む
投稿日:2018.10.25
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