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中野京子 / 光文社新書 (45件のレビュー)
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まいつき
ロマノフ家12の物語。 ロマノフと聞いて思い出すのは、大津事件とラスプーチン、そしてアナスタシア。ただ、「ゴールデンカムイ」の存在でアレクサンドル2世暗殺事件の印象も強い。 エリザヴェータとエカテリー…ナ女帝のふくよかな肖像画。この2人の女傑があるから、ソフィアはああいった女丈夫になったんじゃなかろうか。 個人的なことですが、第10章の山下りんにものすごく琴線を震わされました。彼女の存在を知っていたわけではないのですが、たまたま最近本屋さんで見かけて買ったのが、彼女を書いた小説「白光」でした。この本を読む前だったし、山下りんという人を知っていたわけでないのに、面白そうと思って買った本が予想外につながってしまったという奇跡。自分しかわからない感情ですが、運命的な衝撃でした。大袈裟かな。 なので、次は「白光」読もうと思います。この昂った気持ちが静まる前に、わくわくを抱えたまま。続きを読む
投稿日:2024.04.16
がまこ
学生の頃、世界史を選択しなかったこともあり、歴史自体も楽しめた。数々のエピソードも加わり、絵画の理解が深まって面白く感じた。 ロシア、日本と違いすぎる歴史と権力とで凄かった…。
投稿日:2024.03.31
timothy13
ロマノフ王朝時代のロシアは-今も同じかもしれないが-怖いと感じる。正直、絵画よりも怖い。掲載されている絵画のうち惹きつけられるものはおおくなかった。むしろロマノフ王朝時代の世界観、暗殺、虚偽の公式発表…など、内にいる限り、暮らしていくのも一苦労だ。 ✔︎皇女タラカーノヴァ ✔︎ヴォルガの舟曳き 本作には掲載されていないが、 ⚫︎イワン雷帝とその息子(怖い絵に収録) 続きを読む
投稿日:2024.02.11
いこ
このレビューはネタバレを含みます
ロマノフ家と言えば、ピョートル大帝か一家全員銃殺されたニコライ二世あたりが有名かなと個人的には思うけれど、流石300年続いた一族、エピソードには事欠かない。 女帝への道の基礎を作った女傑ソフィア、やたら短命なツァーリたち、とにかく家族仲が悪い、そしてやたら逞しく太ましい女帝たち……いやもう、本当に濃い。 そんなロマノフ家を様々な絵画を通して追いかけていく一冊。 勿論ラスプーチンもいますぞ。 あの嘘かよとツッコミを入れざるを得ないエピソードも勿論紹介されていて、今回もツッコミを入れました。 人間ではなかったのかもしれん。 びっくりしたのは、ロマノフ家の話なのに日本人のしかも女性のイコン画家が出てきた件。 先にも挙げたニコライ2世が日本贔屓だったこと、大津事件の被害者なのも知ってはいたが、日本に来た彼へのお土産として渡すイコン画を日本人女性が手掛けていたことを全く知らなかったので驚いたの何の。 男性ですら西洋画家を名乗るのも難しかったであろう時代に女性がイコン画とはと。 彼女の波乱万丈であっただろう人生を思うと、いたたまれなくなるというか……エピソードを見る限り、逞しかったようにも思うが。 とにかく血生臭いエピソードの多いロマノフ家、「うわあ」と思いながらも興味深く読ませていただきました。 『怖い絵』など他の著書でも登場した絵も出てくるので、馴染みあるものもあるかも。 流石中野先生、複雑な歴史でも大変読みやすかったです。
投稿日:2023.12.02
ロボロボ団長
想像していた以上に読みやすかった。 どのようにロマノフ王朝が興り、日露戦争を経て王朝週末に向かったか大変わかりやすかった。 諸説あるところも意見と根拠がはっきりしていて良かったと思う。
投稿日:2023.06.14
エルマー
レーピンの絵が大好きで、この本を読んでさらにロシア絵画が好きになりました。ロシア語まで勉強し始め、ロシアに行ける日を待つ日々です
投稿日:2023.04.23
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