【感想】YouTube革命 メディアを変える挑戦者たち

ロバート・キンセル, マーニー・ペイヴァン, 渡会圭子, 落合陽一 / 文春e-Books
(14件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • momo

    momo

    新しい世界の創成ーリアリティとアートの間

    子供達が一向にテレビを見なくなった。見るのは、各人のスマホでYouTube。
    見ず知らずの家族がおもちゃで遊んだり、お菓子を食べたり…何が面白いのかさっぱりわからず、テレビの教育番組を勧めるが断られる。
    そこに何があるのか?隠された真理を見つけたく、本書を手に取った。

    読んで理解したこと。
    そこには緻密なマーケティングがあり、想像以上のリアリティがあり、そして壮大なアートがあった。

    舐めていましたと、ユーチューバー達にお詫びをしつつ、子供達のお気に入り動画の中に未来を読む。
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    投稿日:2020.12.30

  • エイキチ

    エイキチ

    YouTubeナンバー2は移民の子で、子ども時代はテレビは政権よりのニュースしか流さず、海賊版でしか西洋文化に触れたことがなかった。てとこがオモロかった。。幼少期に文化に溢れさすとかは関係ないんか

    投稿日:2020.12.29

  • あきのり

    あきのり

    日本で起こっているYouTube現象はまだ序章にすぎない。YouTubeとユーチューバーはさらに進化して、いずれほぼ全てのものがYouTubeという世界標準プラットフォームから発信されるようになる。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    YouTubeの副社長で中核にいる人が書いた本だからこそ価値があった。
    コスパが高い、読み手を前向きにさせてくれる本。

    この本から感じとった3つのこと



    【史上最強のプラットフォーム。チャンスは平等】

    バックグラウンドに関係なく、誰でも世界中の人達に情報が発信できる。

    今自分がやっている日本語教師も、ひと昔のネットが普及してない時代では、会社に採用されて、決められたクラスにしか教えることができなかったはず。

    国境に制限がなく(中国以外)、無料でこんだけパワフルなプラットフォームが存在してることが凄すぎる。

    教材を購入する余裕がない人たちにも、YouTubeを使って日本語を教えたい。



    【YouTubeはコミュニティ】

    YouTubeは帰属意識のコミュニティ。みんながいつも帰属できる場所を探している。

    運営で重要なのは、同じ力に立ち向かっている人とのつながりを作ること。熱いコミュニティを築き上げるスキルも必要。

    時間をかけて個人的なつながりを築こうとするのが1番大切。草の根政治家のように。一人一人の真のファンを1000人。

    「僕は自分が作ったものを何人が観てくれてるかは気にしない。何人が大好きになってくれるかが全て」



    ★ただ動画を5千人が観てるよりも、実際に5千人の前でステージに立った方が、はるかに強烈な経験になる。


    ★YouTubeは登録者数が一人であろうが、百万人であろうが、自分にとって重要なことを発信して、世界を変える可能性を持っていることに気づかないのは、チャンスを見逃している。



    【継続が大切】

    一見、短期間で成功したように見える人でもみんな長い時間コツコツ継続している。

    ジャスティン、江南スタイル、はじめしゃちょー

    世界には約15億人がYouTubeを観ている。続ければ必ず上手くいくと信じる。


    傑作よりも、自分らしく。誰かに喋りかけるようにやる。
    視聴者の目を見て直接話す感じを。画面との距離が近いから、友達といるように感じる。仲良い3人に状況を報告するように。

    ありのままの自分を視聴者に知ってもらい、好きになってもらえるかどうか。

    自分にしか出来ないことをやる。



    ✔︎押さえるポイント

    ・最初の15秒で何か面白いことを言ったり質問したりすること。みんな注意力は無いもの。

    ・様々な文化を肯定すれば、グローバルなチャンネルになり得る。挨拶がてら一言他国について話すのもあり。トリニダード人に言及するような。

    ・YouTuberは企業化。友人や家族の手を借り、発展して大きくなると、主に口コミとSNSによってその輪を広げていく。
     
    ・完璧より仕上げる事が大事。とにかく話してみようと声をかけて勇気付ける。



    「人類史上で、いまほど世界中とコミュニケーションできるチャンスが存在したことはない。それを可能にしてくれたのはインターネット。究極のコミュニケーションの手段は動画。その中でも絶対的なパワーを持つのがYouTube」

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    投稿日:2020.08.13

  • kirisutoinochi

    kirisutoinochi

    このレビューはネタバレを含みます

    フォトリーディング&高速リーディング。
    YouTubeの副社長の本で、創設時の話と一般のメディアとの違いが面白かった。YouTubeでだいぶ世界が変わったと思ってはいたが、実際にそれを示されて納得できた。

    星三つなのは、収益を目的としていない私のような立場の人に関する事がなかったように思えたから。特に福音の伝播では、一般受けするようなやり方は危険なので、そもそも収益を考えている副社長の本からは、益を得ないという事なのだろう。

    メモ:

    181:全員を喜ばすのは不可能。(切り捨てる事。ネガティブな声は気にしない事。)

    305-306:スーザーはレコードの販売に反対。その理由は人々が交響曲を聞きに来なくなると考えたから。しかしレコードは普及。音楽を手軽に聞く層が拡大し、需要も広がった。

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    投稿日:2020.05.24

  • s

    s

    YouTube凄い感は伝わってくるけど
    なんか小難しく書いてるな
    って印象

    僕がアホなだけやろけど笑

    投稿日:2019.10.12

  • 言の葉 音の葉 数の葉

    言の葉 音の葉 数の葉

    YouTubeで起こっている事を真に理解している人は、少ないのかもしれない。特に世代が上に上がるほど。考え方のフレームワークを壊し続けらなければ、時代の変化についていけない。取り残される。
    とは言いつつ、逆説的ではあるが、結局一番大事なのは真に価値のあるコンテンツ、作品を、創り出すこと。時期にタイミングの合ったストーリーを紡ぎ出す優れた作品を創造すること。それは、時代が変わっても変わることのない真実。続きを読む

    投稿日:2018.11.27

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