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榎木洋子, 唯月一 / 集英社コバルト文庫 (3件のレビュー)
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月居遥
緑のアルダ10巻目。 結構展開が「りゅーま」とリンクしてるかも…「りゅーま」も 10巻が物語最大の山場だったのですが、今作もこの10巻が ターニングポイントともいえるお話になっています。 しかしこの…巻は「信頼関係の凄さ」をありありと書いています。 側にいてくれるときには鉄壁の信頼関係も、相手がそばにいない、 そして自分の心も弱っている窮地に立ったときにはやはり ぐらついてしまうのが人間。 アルダ・ココはとても重い試練を受けました。 このあたり「りゅーま」でも重要な土地になっている「東の果て半島」 と1番つながりがあるのが他ならぬアルダ・ココだからでしょうね。 試練の重さに、彼女達本人に罪があるわけではないのに…と 思ってしまいますが、本人とは直接関係ない過去の罪により 後に苦しむ人たちがいる、というのは実際の人間の歴史にもあること なんですよねぇ。 しかし、生きるほうが贖罪、と言うこともありますが当事者=シェイラは 罪を背負って1000年生きたわけです。 彼女が1番幸せと罪の重さを感じたのは、 タギと一緒にいられた時間でしょうが… もう「りゅーま」の重要場面とか今回はとにかく凄い。 第2部の巻に勢いで行くかは未定です。 後半の巻は1巻だけ揃ってないしなぁ。続きを読む
投稿日:2009.10.29
kirimark
ついにヨールが千年前の事実を語る。そしてそれを知った龍の4長老はアルダ・ココ一行に試練を与える。それを乗り越えればコーサが守龍を得られるよう、東の果て半島へ龍が入れるようにしてくれると言う。試練に立ち…向かう一行。 千年前の秘密も大したことなかったし・・・。試練とかも適当にどうでもいい感じで。それでようやく守龍を得る「権利」だけ・・・一体いつになったら守龍に辿り着くのだろうか・・・・続きを読む
投稿日:2009.05.24
黒本屋
第10巻 ミズベのリダーロイス王に招かれ、守龍レンダルクの見つめる中、ついにヨールの口から「千年前の悲劇」について明かされる時がきた。コーサの、東の果て半島の先祖たちにふりかかったあまりに皮肉な運命の…いたずらに、絶句するアナンシアたち。しかし、あきらめるわけにはいかない…。王城を辞した一行は、龍のもとを訪ねることに。はたしてアルダ・ココたちを待ちうける試練とは―。 続きを読む
投稿日:2007.07.14
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