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武田一義, 平塚柾緒(太平洋戦争研究会) / ヤングアニマル (9件のレビュー)
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なにがし
1945年の1月になりました。 三十四会の方に直接話を聞かれているとのことなので、主人公が生き残るとしたら、ここから2年ちょっと話が続くことになりますね。どう展開するのか楽しみです。
投稿日:2022.08.06
ぶちょー
このレビューはネタバレを含みます
仲間がバラバラになり、別のグループと合流してまた亡くなる。 まだ生きてる仲間がいるよって教えてあげたい。 現地の取り残された子供と癒しのひと時。 最後が気になりましたが、無事に保護されてよかった。 日本人は葬ってもやれないのに、米軍はちゃんとお墓を建てていた。 でも、連れて帰るのは難しいんだろうな。 戦争が終わった後、お墓が作られていた場所に住んでいた現地の人はどうなるんだろう。
投稿日:2022.05.30
熊本 ててんご
どこまでも続く悲惨。敵も味方も何の為に戦っているのか、生命を賭けるほどの事なのか。死にたく無いからしか理由が無い。やはり戦争は、してはいけない。
投稿日:2020.12.17
finger0217
田丸(物語の語り手)と吉敷の二人は米軍に追い立てられ絶体絶命の危機に陥るも、なぜか島に残っていた現地島民の子ども二人に救われる。 こんな「マンガみたいな奇跡」は、現実に起こることはほとんどあり得ない…でしょうが、この救いのない戦場で人のやさしさに触れると、思わずほっとします。 そして、ついに年が明け、昭和二十年が始まります。 まだまだ続刊があるようですし、連載が続いている作品ではありますが、図書館の蔵書に加えてもいいように思います。 三頭身の、ほのぼのしたイラストで描かれる戦場の地獄絵図は、グロテスクな描写も多くなく、読んでいて胸が悪くなるようなことはありませんが、扱っているテーマの重さも含め、読後にはじっと考えさせられる余韻があります。続きを読む
投稿日:2020.07.29
ahiru
片倉兵長怖い。 吉敷くん尊い。 少尉殿と泉くん、良い…。 玉砕、初めて人を撃つ主人公、コンクリ攻め。 島に残った子供たち。 お腹が空きすぎてまともな判断ができなくて、人を殺して見せしめにして、敵の…飯も味方の飯も奪って、地獄になった楽園だけど、今回は少し幸せな時間もあって、ホッとした。続きを読む
投稿日:2019.12.29
亞綺羅
借りたもの。 鳥たちもいなくなった―― 指揮本部が全滅したペリリュー島で生き残った田丸達。 もはや目的は無く、撤退も敗走をする術もない。殲滅戦を生き残るために、空爆で禿山になったペリリュー島を残党兵の…仲間たちと共に当て所なく彷徨っていた。 …まだ指揮本部が自決したことを彼らは知らないだろう。 殲滅戦となって、アメリカ軍兵士たちの表情が一変する。皆、一様に目の周りが暗い。ヘルメットの影だけでない。極限状態の疲労と殺人が心に及ぼす影響のようだった。 殺るか、殺られるか―― 3巻( https://booklog.jp/item/1/459214189X )に出てきたアメリカ兵の遺体の惨状も理由だろう。 巻冒頭には鳥がその死肉を喰っていた…… 海岸線で田丸と吉敷が遭遇したアメリカ軍兵士との戦闘。鬼気迫る。 スコールによる視界不良と雨音でお互いに気づけず、近接戦闘になってしまう。否、格闘だった。 「逃げなきゃ」 そう考えながら引き金を引く田丸。 そんな中で偶然出会う、ペリリュー島の避難孤児たち。 彼らの存在が小休止となる。 別れは致し方ないが、田丸の機転とアメリカ兵の察知で孤児たちは救われる。 兵士同士では出会えば殺し合わざるをえないが、アメリカ軍兵士も旧日本軍兵士も、同じ“人間”だった。数少ない互いの(互いに知る由もない)善意と人間らしさの描写に、ほっと一息つく。続きを読む
投稿日:2019.01.23
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