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山内志朗 / 角川新書 (10件のレビュー)
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総合評価:
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でんでん
「人生において目的は分散し、迷い、見失う者が多くいなければならない。 人生の答えはありそうだが、ないという形式でしか存在し得ないのである。」 という一文がこの本を表している気がします。長年哲学と共にあ…る熟年男性が記したエッセイのような印象。入りは易しいですが徐々に置いていかれてしまい、科学雑誌Newtonを読んでいる時と同じような気持ちになりました。満員電車を神社の参道に喩えた文が面白かった。続きを読む
投稿日:2024.02.10
はんぺん
人生の目的のなさ、について筆者の見解を述べた新書。人生は意味はないし、目的もない。人生は、すべてのものを受け入れる器、存在の海、であってむしろ目的のないことが求められる。「人生の目的(意味)はなにか?…」という問に対する答えがないことで、救われるものがある。とのこと。 接続詞が少ないので補ってほしい。率直に言って、文章がうまいとは言えない。心躍る表現はいくつかあったので、おっ、いいねと思った。スピノザって、面白そう。続きを読む
投稿日:2019.11.27
だいち
倫理学、難解。何がいいたいのだろうかと探るが分かりそうで分からない。深すぎるということなのか、ただ伝える気がないのか。 人生に目的などなくていいのだ、努力至上主義で生きる必要はないのだ、今そこにあるこ…と、ただそれだけでいいということなのだろうか。 目的なく、ただ読んでみた。完全に理解しようという努力もせず、なんとなく読み流してみた。んー、複雑だ。続きを読む
投稿日:2019.10.11
taka_2
散発的にいろんなことが少しずつ書かれているようで、読むのが大変だった。けして理解したとは言えない。スピノザなどの哲学者の考えを基にしているようなので、基本的な理解が必要かも。 拾って一番共感したのは下…記。 > 何でもかんでも 、必死になってがんばることがよいことだと考えられていて 、がんばらない人は悪人であるかのような風潮になっている 。必死になってがんばりすぎていることは 、過剰適応といって 、ぎりぎりのところまで能力を使っているということだ 。それは 、非常口を玄関にしている家のようなものだ 。火事になって玄関から出られなくなると 、それ以外に非常口がないから逃げられない 。 まさに自分が努力至上主義みたいなところがあって、良くないなあと思い返してみたり。続きを読む
投稿日:2019.07.04
二川項
この本は新書の形式をとってはいるけれど,哲学書。決して読みやすいとは言えない。だけれども,だからこそ丁寧に読むことで得られるものが多い気が薄る。。ちょっとふと疲れた時に自分を見直すきっかけになる。 最…近,本は目的を決めて読むことが多い。だけれども,目的外のことで思わぬ収穫が得られることがある。そのスコープの広さこそは集中とは反対の目的の無さ。自分はどちらかということ目的のないまま生きてきた。上手く行っていないことも多い。それは裏返せば器の広さと思えればまた悪いものではないのではないかと思う。 時々,物語の先を見たいんだけど,見たら終わってしまうというジレンマに陥ってしまうことがある。目的ってそういうもんだと思うと腑に落ちる。続きを読む
投稿日:2019.01.27
nono
このレビューはネタバレを含みます
人生に目的は無いと唱える倫理学者の話。 ま、確かにそうなんだけど、だからどうする?とかどう生きる?とかの参考になるわけもなく。同い年の学者さんがどういう話を書くのかな?と思って読んだが、まあ期待する方が間違い。
投稿日:2018.12.04
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