【感想】ハイスクール・オーラバスター 炎獄のディアーナ(後編)

若木未生, 杜真琴 / 集英社コバルト文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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ブクログレビュー

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  • マキハラ

    マキハラ

     それぞれの想いが痛い本。重傷を負った諒。行方不明の冴子と忍。十九郎は、忍の代理を果たそうと奔走する。なんだかんだ言いつつ、術者を守る希沙良。自らの意志で中和を起こそうとする亮介。

     みんな立場が違う。妖者との戦いの本なのに、前半は特に、そう言った術者の内幕の話が書かれていて、それが妙にリアルで、切ない。十九郎と冴子の、「冴子の正体」について語るシーンとか、後の「烈光の女神」とかを読んでから再読すると、またもう一段意味が深まったり。

     キャラそれぞれがどうしようもなく本気で、読んでいるこっちも亮介と同じように「みんな幸せに」と願うから、尚更この、なんとも苦いラストは哀しい。

     「最後にはみんな幸せに」と、私も願いたくなった話。

     

     
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    投稿日:2010.03.02

  • kanak

    kanak

     誰もが幸せになれるって。信じるって。って話。正に「それぞれの思いが交錯する」本。前編とはうって変わってまた内輪の人間しか出てこん。しかしまぁ内輪の人間の数がそもそも多いからいいのか。

    投稿日:2005.10.16

  • 紅

    「ムリなことがあるって、知ってて、それでも本当に信じられたら、それが本当の「信じる」じゃないのかな……うまく言えないけど……」(270p)

    投稿日:2005.09.20

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