【感想】子どもにかかわる仕事

汐見稔幸 / 岩波ジュニア新書
(11件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ちょこ兵士

    ちょこ兵士

    今子どもを身ごもっておられる方、今子どもを育てていらっしゃる方にこそ読んでほしい。

    助産師、小児科医、保育士、小中学校教員、養護教諭、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー、フリースクール主宰者、家庭裁判所調査官、弁護士とそれぞれの立場から「子どもにかかわる仕事」をしてこられた方の子ども観が率直に書かれている。

    ジュニア新書ということを考えれば、おそらくそうした仕事を目指す子どもたちを念頭において作られたのだろうが、子ども自身よりも(もちろん子どもたちにも読んでもらいたいが)子どもを育てる親世代に読んでもらいたいと思わせる本でした。

    いい本だから読んでみて下さい。
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    投稿日:2017.10.12

  • 大吉堂

    大吉堂

    子どもにかかわる仕事をしている人が、自分の仕事について語るアンソロジー。登場するのは、助産師、小児科医、保育士、小学校教員、中学校教員、学童クラブ指導員、養護教諭、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー、フリースクール主宰、家庭裁判所調査官、弁護士。それぞれの仕事の内容や大切にしていること、そして子どもたちに対してどう向き合っているかが語られます。
    この本は岩波ジュニア新書で発行されています。それが意味することは何かと考えます。中高生が読者ターゲットとなる訳ですから。読者自身がまだ「子ども」といえる訳ですから。そこには世の中の大人の中にはこうやって子どもたちと本気で向き合っている人がいるのだよと伝えたいという想いもあるのかも知れません。
    そしてこの本は大人に、それも今子どもたちとかかわっていない大人にこそ、読んで欲しい本だと思ったのです。子どもに人的労力や時間を掛けることを贅沢である、子どもたちを甘やかすことになると感じる人は少なからずいます。子どもは放っておいても勝手に育つ。子どもの問題に大人が介入する必要はない。そんな風に思っている人もいます。そして子どもは大人のいうことを聞くべきだ。大人は子どものやることを決めるべきだ。そんな風に思っている人もいます。そんな人たちに子どもに対して本気で向き合ってかかわっている人たちの活動を知って欲しい思いがあるのです。これを読むと子どもへ向ける目が少し変わるかも知れない。そんな風に思えたのです。
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    投稿日:2016.06.26

  • akaneee

    akaneee

    このレビューはネタバレを含みます

    ジュニア新書なので、読みやすい。
    様々な形で子どもと関わり仕事をしている方々の話。
    ベースはみんな同じ、すべての子どもたちが幸せに生きてほしいという願い。

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    投稿日:2014.05.31

  • katoetu

    katoetu

    子どもに関わる仕事につく人は、熱い心の持ち主が多いのが証明された。
    どうしたら、ここまで熱い気持ちを持続させることができるのだろう?

    投稿日:2014.01.30

  • junsugimoto

    junsugimoto

    教育、保育、学外ケア…たくさん育ちのプロたちが語る、仕事の魅力と難しさ。それでも前向きな感覚に彩られるのは、子ども=未来だからかも。

    投稿日:2013.08.08

  • miwako3happy

    miwako3happy

    保育士、教員、助産師、スクールソーシャルワーカー、弁護士などいろいろな方面から、子どもと関わる仕事が紹介されている。現代の子どもを取り巻く問題を紹介しながら、根底にはいのちの大切さや子どもと関わる仕事の素晴らしさが書かれていた。続きを読む

    投稿日:2012.09.22

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