【感想】ドクター・スリープ 下

スティーヴン・キング, 白石朗 / 文春文庫
(15件のレビュー)

総合評価:

平均 4.6
8
6
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ブクログレビュー

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  • 花俟良王(読めなくてすみません)

    花俟良王(読めなくてすみません)

    『シャイニング』の続編だけど『シャイニング』を求めたら肩透かしかもしれないけど、求めなければ相変わらずのキングのストーリーテリングが冴えまくる。私は「真結族」は魅力的なキャラだけど、わざわざシャイニングの続編でやらなくてもいいんじゃない?と思ってたけど、結局グイグイ読んでしまった。
    原作を読み終えた今でも映画版はキングとキューブリックと観客への目配せのバランスが素晴らしい秀作だと思う。
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    投稿日:2024.04.16

  • tantan

    tantan

    「シャイニング」のその後。

    ちっちゃいダニーが大人になって、アル中になってて、えええ〜〜!?って感じで、なんだかなぁ?って思いながら読んでたんだけど、結局面白くてズンズンと読んでしまったw

    翻訳小説がなんとなく苦手になっちゃって、大好きだったはずのキングすら追わなくなっちゃってたんだけど、また読んでみたくなったなぁ。

    「シャイニング」は読んだんだったっけか?(^◇^;)
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    投稿日:2024.02.15

  • jube

    jube

    面白かった。特に下巻はスピード感もあって、スッキリ読了感もよし。
    特に、エイブラの曽祖母のアレを吸うところとか、脳内でビジュアルがグリーンマイルよ。
    最後に出てきたフレッド・カーリングて誰だったっけ??とハテナが飛んだが、主な登場人物に書いててありがたかった。そうそう、あの人よ。なんちゅうてもダンとエイブラの関係が明らかになってくるところとか、盛り上がる。ダン、色々あったがちゃんとシャイニングをコントロールできるようになって、よかったよかった。良いラストじゃった。続きを読む

    投稿日:2024.01.19

  • 橘

    このレビューはネタバレを含みます

    満足度高いです。読んでよかった。先に映画を観ているのでそこで感じたもやもやは結構晴れました。
    …どうしてこの方向で映画化しなかったんだろう、という新たなもやもやは生まれたけれど。
    ダンとアブラの絆が、〈かがやき〉持ちだけでなく、実は血縁関係があってふたりともジャック・トランスと同じ癇癪持ちなのはかなり重要でした。アブラにとってはダンは導きの人だけれど、ダンにとってのアブラは救いだなぁ。きっと。
    キューブリック版シャイニングしか観ていない知人との会話で「オーバールックホテルは焼失している」が食い違ってたのですが、そうかこれ小説版だけの展開だったのかと思いました。この作品では跡地をキャンプ地として利用している。でも、良くない土地は良くないものを引き寄せる、というところはちゃんとありました。

    ダン側の陣営が一人も死なないのも好きです。
    ローズとのラストバトルでダンを救ってくれたのが誰かわかったときに込み上げるものがありました。悪霊になってなかったんだね……

    ドクター・スリープ。永遠の眠りに就くときに最期まで寄り添ってくれるドクター。
    AAのあれこれも良かった。

    スティーヴン・キング、あとがきで「シャイニング」と「ドクター・スリープ」を書いたのは同じ作家ではない、って書かれていた。「シャイニング」時はジャックやダニーと同じくアルコール依存症だったのかな?
    読者の「少年があのあとどうなったかご存知ですか?」が書いたきっかけかぁ、素敵。
    続編は蛇足に感じるものも多いけれど、この作品は続きを読めてよかったです。
    “トランス一家の正史”……キングの怒りは収まりそうにない。

    「グリーン・マイル」のジョン・コーフィも〈かがやき〉持ちだったんだなと思いました。
    キングの世界は繋がっている。まぁ全てなんだかんだキャッスルロック。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.05.04

  • 秋津

    秋津

    先に映画を見てしまってそれなりに面白かったけど納得いかんわ〜って部分もあったのが、やっと原作読んでスッキリしました。あくまでも原作は原作の続編。映画は映画の続編てことなのね。どちらも好きだけどやはり原作のが好きだな〜。続きを読む

    投稿日:2022.04.18

  • anna ❀

    anna ❀

    このレビューはネタバレを含みます

    2020.7.9

    やっと読めた〜!!
    映画と流れはほぼ同じだけど全くの別物、別作品だなと思った。
    映画ではアクションシーンやホテルに戻って闘うシーンが楽しかったけど、原作ではそもそもホテルがもうないからホテル跡地のキャンプ場で闘うんだけど、そこはやっぱちょっと物足りなかったな。

    頭の中のマッシー夫人は消滅してるし、解放させたホレスダーウェントも大した活躍を見せず。。
    唯一楽しかったのは、映画だと秒で死ぬアブラの父親とビリーと、一瞬しか出てこないジョンドルトン医師がめちゃくちゃ活躍すること。
    アブラの父親とジョンドルトン医師とダンの3人で真結族を殺しまくるシーンはめちゃくちゃ楽しかった。

    ていうか映画で、なんでダンとアブラが実は血縁者だったっていうとんでもなく重要な設定をなくしてしまったんだろう…
    あのジャックトランスの孫なんだぞアブラは……
    だからこそダンとアブラの絆は強いのに

    まあ思ったのは、映画版のドクタースリープは、うまいこと映画シャイニングと原作ドクタースリープを繋ぎ合わせてる。すごい。原作ファンも映画シャイニングファンも楽しめる仕様になってるなということ。

    もう一度映画観たくなったな。色々考察できるし読み応えのある作品でした…( ˘ω˘ )
    読み終わるのがすごく勿体なかった。
    多分もう一度シャイニングを読んでから、もう一度読みます。
    やっぱり映画も原作も、大好きな作品。

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    投稿日:2020.07.09

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