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塩野七生 / 文春文庫 (7件のレビュー)
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negatebu14
この著者の名前は知っていたんですけれども、男だか女だか分かりませんでした…女性でしたか…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 内容はこう…男として…かくあるべきか! みたいなことを教え諭してくれる…ようでありますねぇ…色々タメになることが書かれていたような気がしますけれども、読了後の今はすべて雲散霧消してしまいました… ←え?? 社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー なんと結構前に書かれた本ではありませんか! つい最近書かれたものかと思いきや、いやぁ…良書は古びないんですねぇ…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー これからも機会があればこの人のエッセイを手に取ってみたくなりましたねぇ…一篇、一篇短いから気楽に読めますし…。 さようなら…。 ヽ(・ω・)/ズコー続きを読む
投稿日:2023.06.27
みやもん
このレビューはネタバレを含みます
基はかなり前の作品なので、社会背景や出てくる男性、女性、作品が古いけれどそれでも面白く読める。 ユーモアがところどころに散りばめられ、それが今でも面白いところがすごい。 これを読んだから、フツウでない男になるかと言ったらそうではないと思うけれど、男なら1回読んでみてもいいと思う。
投稿日:2022.11.22
yoshinar
わりといまっぽいカバーの文庫本だったから最近の本かと思いながら読み始めたら、もともとは1980年代に「花椿」で書かれたものの文庫の新装版だった。 実は塩野七生の本を読破したのって初めてじゃないだろうか…。初めてにちょうどいいくだけた感じのエッセイで好き勝手(を装って?)男性論を展開している。自分の勝手な塩野七生像って研究者的な面をもち、史実に材をとりながらノンフィクションとフィクションの境い目あたりをゆく硬派な作家というイメージだったんだけど、アラフィフあたりの人生経験や外国生活を重ねた女性としての視点や、母としての顔ややっぱり戦前生まれかもと思わせるような古風なところも垣間見え、印象が近寄りやすいほうに変わった。 冒頭に書いたように、最近の本だと思って読み始めたんだけど何だか違和感が。それは著者が1937年生まれだし、外国暮らしが長いせい(で、いまの日本の男性事情がわかってないんじゃないの)かなと思ったんだけど、1980年代に書かれたものと知って納得。だってこの本に書かれてることって、いまどきの男性たちに向けるにはハードルが高すぎる。 たとえば「私は、電車の中でマンガ雑誌を読んでいる男は大嫌いだ」(p.327)って言っているけど、1980年代は確かにそういう男たちがいて、でもそういう振る舞いはみっともないという共通理解があったと思う。ところがいまや、電車の中で一心不乱にスマホやゲーム機を覗き没頭している男たちがわんさといるわけで、そういう輩を相手には言うのもムダってもんだろう。 ことほどさように、ジェンダー平等が進むのはよきこととして、どうもそれを盾に責任を放棄した男たちがどんどん楽な立場になっていってるような日本社会を感じるこのごろ。武士は食わねど高楊枝みたいなやせがまん、男であるがゆえの不利を甘んじて受け入れるようなこと、高みを目指して自分を磨くことなどを放棄すると生き方に品や筋や粋がなくなるね。塩野七生は男たちへそういうことを述べているんだと思うけど、1980年代はともかく、いまとなっては時すでに遅しだろう。続きを読む
投稿日:2022.02.26
skmths
男を考えるために。主観の世界は理解ではなく、感じるものであり、圧倒的にセンスであることや、生き様が容姿振る舞いにも出ること、など、奥深い。
投稿日:2021.05.16
なみちゃん
塩野さんの男とはかくあるべき。要は惹かれるオトコ、カッコいいオトコとはいかなるものかを、歴史上の人物や身近な人たちを比較して考察している。 ただ比較といっても読者を煙に巻くような論調ではなく、コーヒー…を飲みながらカフェで話してるような雰囲気。 昼下がりのママたちが「あの人ってステキよね。なにが違うのかしら」という口調。しかし塩野さんの魔法にかかると、説得力が全く違う。 男女問わず、人間性とは何か?を知りたければぜひ本書をおすすめする。 続きを読む
投稿日:2021.03.06
H.Sato
人生は所詮、人間対人間の関係で成り立っているのだから。 どんな平凡な人間にも5分の魂がある。真にヒューマンな人の周りには灯を慕うかのように人は自然に集まってくるものである。
投稿日:2020.11.26
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