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よしながふみ / 白泉社文庫 (53件のレビュー)
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NORIS
2023.4.5市立図書館 1990年代終盤から2001年頃までに主に「BE・BOY・GOLD」に掲載された作品。 借金のカタとしてに娼館に売られた貴族の坊っちゃんジャックと、彼を自由にしてやりつつ…けっきょく下男として家に置くことになった平民の作家ジェラールの関係は、同じく主従もの「執事の分際」の執事クロードとぼっちゃまアントワーヌとはまったく違ってまたおもしろい。フランス革命下で一波乱二波乱もまれるけれど、最後は思いもよらぬ平穏と希望があるのがよしなが作品のありがたいところ。 文庫化した2004年5月はちょうど「メロディ」にて「大奥」が始まる直前だったようで、巻末に広告が載っているのだけど、今になってみれば「だれ?」という女将軍の横顔が描かれている(連載開始時だから吉宗なのかな…)。続きを読む
投稿日:2023.04.05
emmaorange
フランス革命時代を挟むお話。実際の時代を上手に織り混ぜているのでストーリー展開が愉しい。 衣装も見ていて楽しいし、色々勉強になった本作。BLに出会い好きになったきっかけでもある作者さん。同姓の恋愛って…奥が深いなぁと思いました。心情を上手に操る作家さんだと思います。 ラスト近辺は涙ちらほら 笑。只性的な描写もしっかりあるので苦手な方はスルーした方が無難。 時代ものが好きな人、ゆっくり丁寧に時間をかけて読みたい人にいいかも知れない。続きを読む
投稿日:2022.07.18
siiko
フランス革命前夜、没落貴族の息子は娼館へ売られ、金持ちの平民に身請けされて世間へ放り出される。ボーイズラブ作品なのでカラミもありますが、カラダは本筋じゃなくて、そこにあるのは愛。そして赦しと希望。まさ…によしながふみ!って感じ。作者の教養(でもちっとイヤミじゃない)がにじみでる作品。続きを読む
投稿日:2018.10.12
8tamago8
ジェラールの一途な想いに涙しました。ベッドに潜り込むまでの葛藤が可愛い。罪の意識に苛まれながら1人でしちゃうのも可愛い。
投稿日:2016.12.14
かねさだ
一度も読んだことのないよしながふみ先生の作品をまとめ買いし、1番最初に読んだ作品です。そして1番好きな作品。最後まで結末がよめず、いい意味での大どんでん返しにドキドキしました。物語も時代背景も登場人物…もみんな素敵。この作品がきっかけで先生のファンになりました。続きを読む
投稿日:2015.01.07
揚げフライ
このレビューはネタバレを含みます
「表現に機智(エスプリ)が効いている」 フランス革命BL。時代モノに分類するか悩みましたが ハードな性的描写があるのでBLで。
投稿日:2014.03.27
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