【感想】手を洗いすぎてはいけない~超清潔志向が人類を滅ぼす~

藤田紘一郎 / 光文社新書
(6件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ゆう

    ゆう

    コロナ禍の今だからこそ、知識として知っておくべき内容だと思う。
    自分も含めて日本人は敏感になりすぎているということに納得しつつ、所々極端な表現もあると感じた。
    専門家の一意見として参考にしつつ、生活に取り入れられるものは取り入れるというスタンスでいいと思う。続きを読む

    投稿日:2021.09.05

  • pomet

    pomet

    うーん。個人的経験則が多くあまり参考にならない。
    アレルギー持ちが増えたのは清潔思考がはびこったから。水洗いの簡単な手洗いで十分、テーブルに落ちたものくらいなら食べてしまえ。ウォッシュレットは使うな。味噌や納豆はたくさん食べろ。そんな生活をしているから著者は健康でアレルギーとは無縁……と著者の個人的経験則が多い。
    個人的経験則で良いのなら、著者のような生活を幼少期から何十年も続けているのに私は酷いアレルギー持ちですが?と反論したくなる。
    漫画家のちばてつや先生など酷いアレルギー持ちですが、満州帰りでそれはもう酷い環境を経験しているし……。
    あまりに消毒消毒はよくないし抗生物質の使いすぎは駄目、は医学的にも正しいのだろうけれど、本書の細部が経験則が多くてどこまで本気で読んだらよいのか判別がつかない。
    本書の出だしで日本人がインフルエンザにかかりすぎているのは感染予防言い過ぎて感染症に弱くなったから、とあるが、コロナにより感染予防を本当に徹底したらインフルが例年になく減った現状をどう思っているのだろうか。
    続きを読む

    投稿日:2021.06.09

  • Tom

    Tom

    今だから読みたい本。かれていることが正しいとかそうでないかは別として、自分や大切な人や周りの人を守るためにはいろいろなものの考え方をしないといけないと思った。
    一つ言えるのはこれから10年後アレルギーの患者は今以上に多くなるかもしれない。正直ウィルスよりも怖いのは人間だ。続きを読む

    投稿日:2020.07.23

  • kun92

    kun92

    ちょっとおじいさん研究者っぽい痛いところも感じるけども。
    サナダムシダイエットで有名な先生やな。
    そもそも人間の体の9割が細菌なんかでできてて、手や腸など、有益な細菌が守ってくれてるのに、それ殺してどうするんだと。
    清潔だと思ってやってることが結局はバイキンだらけの環境を生んでいる。
    子供の頃からそんな環境で育っていてはろくに免疫力もつかない。
    つか、もうちょっとバカになって生きりゃ良いじゃんと。

    わかる。

    でも、Gは嫌。
    続きを読む

    投稿日:2019.02.09

  • E.Mogura

    E.Mogura

    2年半前に読んだ腸内細菌の本
    http://mogura7.zenno.info/~et/xoops/modules/amaxoop2/article.php?lid=5947

    で洗礼済なんで、あ、またかやっぱり・・・の感。続きを読む

    投稿日:2018.03.15

  • takeshishimizu

    takeshishimizu

    藤田先生の話はテレビで聴いたり、何かで読んだりしていたと思う。だからだいたいの考え方は知っていた。ただまとまって本を読んだのは初めてだと思う。逃げていたわけでもないけれど、寄生虫を腹の中で飼ったりするのは、ちょっと私には無理です。でも、顔にはダニが住んでいるらしいし、知らぬうちに他の生きものと共生をしている。それを、「清潔に」という掛け声のもと、どんどん殺してきたのかもしれない。以前、花粉症について調べたときにも、寄生虫の話は出てきた。清潔になって、寄生虫がいなくなって、花粉症やその他のアレルギーが出てきたと。不潔なのがいいというわけではない。ちょうど良い加減というのが何事にもある。過ぎたるは及ばざるがごとし。ほどほどが良い。平均寿命というのが90歳にもなるという。もっと伸びるという話もある。しかし、私はこう考えている。いまの90歳前後というと、昭和一桁生まれ。伸び盛りのころの食糧事情が良かったわけではない。衛生面もいまに比べると相当劣るだろう。そんな中で育ったからこそ、長生きをしているということがあるのではないか。テレビも電子レンジも電磁調理器も携帯電話もスマホもなかった。目に見えない電磁波が飛び交っているわけではなかった。まったく根拠はないけれども、いまこの時期に育ち盛りの子どもたちが、90歳以上まで生き続けられるという保障はどこにもない。そういう不安をいだいている人の声があまり聞こえてこないのはなぜだろう。私はとりあえず、手洗いうがい、おしり洗浄をほどほどにする。落ちたものは拾って食べる。納豆・わかめ・味噌汁をなるべく食べる。とは言っても、それもあまり強迫的になってはいけない。何事もほどほどに。続きを読む

    投稿日:2018.01.03

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