【感想】毎年、記憶を失う彼女の救いかた

望月拓海 / 講談社タイガ
(51件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
6
20
16
3
1

ブクログレビュー

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  • haro

    haro

    このレビューはネタバレを含みます

    タイトルに惹かれて手に取った。主人公は尾崎千鳥。両親の事故から約一年。「解離性健忘」という記憶喪失が起こる。そんな中、千鳥は天津真人という不思議な男性と出会い、ある賭けが始まる。
    デートはいつも夜で、よくケータイをいじる真人。
    注意深く文章を読むと伏線がたくさんあることに気づく。自分のことを顧みず、ただ千鳥の幸せを願って行動する真人の姿に感動した。何か秘密があるのはわかっていたが、まさかそんなことが…
    現実味がなくて物足りなく感じる人もいるかもしれないが、私はこういう恋愛小説結構好き!
    記憶を失っても感情が覚えてる…とっても素敵だと思った。最後の終わり方も私好み。

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    投稿日:2024.02.25

  • ムク助

    ムク助

    中高生向けかな。
    辛い過去により毎年記憶を無くしてしまうという、なかなか重い題材なのに、さらっとした恋愛小説だった。男性の方の秘密にもさほど驚かず。
    後半は流し読みしてしまった。

    投稿日:2024.01.14

  • yana

    yana

    読み終えて、正直少し戸惑ってしまった。
    ちょっと怖いって言うか、たじろいでしまった。
    お話は終わりましたが、主人公たちにとって、これからが、本当に大変だと思ったです。

    投稿日:2023.12.10

  • yumiko

    yumiko

    記憶をなくしても感情がのこる。
    気持ちがのこる。愛おしさがのこる。
    切なすぎて苦しいけど
    ものすごい強い愛だね

    投稿日:2023.11.17

  • Aoi

    Aoi

    彼の秘密に思わず寒気した。これが、読了後の第一印象。

    正直、記憶喪失の物語は重くて辛い。それはなにより本人の辛さが直接描かれるから。それでも読み続けていられたのは、私自身が二人の性格、考えや行動に勇気づけられているからじゃないかなと思った。

    最後、怒涛の想いに思わず涙が出てしまいました。
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    投稿日:2023.11.04

  • おびのり

    おびのり

    ピュアな恋愛小説。
    両親を交通事故で亡くした主人公は、毎年その時期が来ると、経験した一年間の記憶を失くしてしまう。彼女は、それでも前向きに生きようとする。
    そんな彼女に近づく小説家の男性。彼にも秘密がありました。
    記憶障害について、よく調べられているのだと思います。その症状の特性を考えられたラブストーリーでした。
    作家さんご出身の静岡西部のデートコースも楽しく読ませていただきました。パルパルってまだ健在なのね。
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    投稿日:2023.08.05

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