【感想】核と戦争のリスク 北朝鮮・アメリカ・日本・中国 動乱の世界情勢を読む

薮中 三十二, 佐藤 優 / 朝日新書
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
0
2
2
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • 小田 浩彦

    小田 浩彦

    2017年12月の少し古い本。
    米国は自国に届かないと北朝鮮の核をそのまま放置するリスクあり、日本の米国一辺倒の危うさを説くとともに
    万一北朝鮮から核が取り除かれない場合、核シェアリングも
    考慮する選択肢の一つとして検討すべきとの発言はもっともである。
    少なくとも、非核三原則は、米国の潜水艦・艦艇が日本に寄港する際に、核を取り外していることなぞ考えられないのだから、「持たず、作らず、持ち込ませず」のうち持ち込ませについては空文化していると考えるべきだと俺も思う。
    更に一歩踏み込み、"持たず"を核シェアリングでレンタルで持てる様にし、非核1.5原則を議論してもよい。
    桜の会なぞ、これに比べると些末な問題だと思うのは俺だけだろうか?
    続きを読む

    投稿日:2020.03.16

  • haru2012

    haru2012

    トランプの忠実なお供と見られていることで、安全保障問題が起きた時逃げ道がなくなるという危機がある。外交戦略や交渉は、したたかに、賢くやるべし。

    よく知ってるなぁと思いますが、一般人にそこまで知識を持って対応せよと言われても。しっかりした専門家にお任せしたいし、できるようになってほしい。続きを読む

    投稿日:2018.04.09

  • ucym100

    ucym100

    2018/7 日米原子力協定改定
     NPTに加盟している中で、核非保有国の立場にある国において、ウラン濃縮とプルトニウムの抽出を認められている国は日本のみ

    最大の隘路は核実験ができないこと

    日本では秘密を守れない

    2005/9 バンコ・デルタ・アジア 全米の金融機関との取引を禁止 北朝鮮関連口座の凍結 それで態度を一気に硬化 核実験に走った可能性がある

    3つの原理 個人主義、合理主義、生命至上主義
    北朝鮮、IS 合理主義しかない

    金正恩はロシア語がわかる

    北朝鮮 2500万人

    中国 民族問題に関して鈍感

    中東のラッカが陥落すると、ISの戦闘員たちは中国西部の新疆ウイグル方面に拠点を移してくるかもしれない

    中国の外務大臣にあたる外交部長はそれほど偉くない
    続きを読む

    投稿日:2018.01.08

  • kirakira30

    kirakira30

    外交交渉は駆け引きに次ぐ駆け引きの繰り返しだけど、今、それをできる外交官が少ないということなのかしら。国って、国益って何なんだろうってベタな感想。誰がどういう過程で、どう意思決定して交渉に臨むのか。わかったようなわからないような。少なくとも、韓国、中国、日本は友好な関係を築いていくことがベスト。それが「平和」につながる。日本は圧力よりも対話路線を選んだほうが良さそうだということなのかな。続きを読む

    投稿日:2017.12.31

  • karma_fukai

    karma_fukai

    一方こちらはなぜ今になって。藪中氏に何が。前書きいわく、現役時代は関わりがなかったが最近の佐藤氏の活躍ぶりは眼を見張るものがある、と書いてあった。立命の先生らしい物言いを身につけられたようで。
    拉致被害者帰国がらみで田中均審議官が問題のある手段で交渉を行ったとされる件、佐藤優は普段散々罵ってるし、藪中氏は超当事者なのにまったく触れられてなかったのが気になった。続きを読む

    投稿日:2017.12.17

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。