【感想】ルネサンス再入門

澤井繁男著 / 平凡社新書
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 1.0
0
0
0
0
1

ブクログレビュー

"powered by"

  • koochann

    koochann

    ルネサンスだが、絵画などの美術とは全く触れられず、思想、文学の世界のルネサンス!忘れていたが、ダンテ、ボッカチオ、ペトラルカらの文学もルネサンスだった!ルネサンスが単なる繋ぎの時代ではなく、前後から特徴づけられる独立した明確な時代であることを改めて感じる。また藝術の世界だけではなく、キリスト教の宗教改革とも同時代であり、思想的にも大きな変革の時代としてヘブライズムとヘレニズムの交錯する中でヘレニズム復興の時だったとの説明。デカメロンにある「3つの指輪」がユダヤ教、イスラム教、キリスト教を3兄弟を象徴させ、その平等性を主張しているとは、現在の3宗教の関係を考えると実はこれが本当の姿のように思う。フィレンツェのライバル都市シエナの最大手銀行ボンニョーリ銀行の1298年の倒産とフィレンツェ時代の到来は別の意味で興味深かった。続きを読む

    投稿日:2018.01.17

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。