【感想】イアラ(1)

楳図かずお / ビッグコミック
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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ブクログレビュー

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  • まり

    まり

    女が死の直前に遺した「イアラ」という言葉の意味を求めて、長い年月をさまようことになった男。女の生まれ変わりらしき人物と出会ってはその意味を求めるが…

    女の生まれ変わりを探して生き続けるといえばロマンチックみたいだが、手塚治虫「火の鳥」のような荘厳さがある。
    名作。
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    投稿日:2019.09.01

  • jyunnnn

    jyunnnn

    このレビューはネタバレを含みます

    何のために生きているのか
    よくわからない人生を送っている身としては
    凄く身に染みた。
    何でもない背景でも、楳図先生の書く植物がまた怖いんだわ。

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    投稿日:2018.09.28

  • knkt09222

    knkt09222

    このレビューはネタバレを含みます

    もちろん「火の鳥」からの影響だと思われる。
    説明的描写の多さに辟易するという感想も聞くが、ここまで時代をまたげばそれも仕方ないと思う。
    それよりも全編通読したときに胸中に残された抒情を重視したい。
    ひとりの女を求めて時代を超える。

    1章 さなめ 大仏建立の際、溶けた鉄で女が、溶かし込まれ。
    2章 しるし 蒙古襲来で高麗の女が。
    3章 わび 千利休と秀吉の対立。無作為の作為。作られた人生。見つめてくる男。
    4章 かげろう 芭蕉と曾良。死ぬ間際の女。
    5章 うつろい つや姫。
    6章 望郷 昭和。イアラを探す男の存在に、はじめて気づいた女。「今までであった女は、さなめではなかったが、さなめでもあったのだと。」……この理屈が琴線に触れる。
    終章 終焉(目次に反映されていない)人類の最期。再びあいましょう、いつかどこかで。
    連作短編シリーズ、ねむり、雪の夜の童話、指。

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    投稿日:2017.12.26

  • niwawan

    niwawan

    【エルパカ読書】 川本真琴の選ぶ3冊
    http://www.hmv.co.jp/news/article/1209210074/

    にて紹介されていて注文してみた。
    うとうとしながら楽に読んだのだが、いったいどうなるか気になってページを一気に進めた。

    読み終わってふと考えてみると、この話はとても男性的だ。
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    投稿日:2012.10.20

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