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七河迦南 / 東京創元社 (26件のレビュー)
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総合評価:
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S.R
このレビューはネタバレを含みます
前回の『七つの海を照らす星』の続編的作品。 文化祭で起きた転落事故が縦軸となり、季節毎に起きた七海学園での事件と交錯しながら物語が進んでいく。 母子家庭や施設内暴力など様々な問題を抱えた硬派な所と、本格ミステリーが融合していてとても面白かったです。硬派な中にある、海王さんの優しさが響いてとても良いコントラストだと思いました。 そして、縦軸の事件の真相には度肝を抜いたなぁと。 語り部が春菜では無く友達の佳音だったのは本当に驚いた。一人称が「わたし」で統一されているせいか、全く違和感を感じなかったです。 前回の読書から長い時間が経ってしまったので真相がわかった瞬間はあまり驚きを感じることが出来ずスゴく悔しかったです。 今度は、2作連続で時間を空けて読んでいきたいです。 この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。 北沢春菜:花澤香菜 田後佐奈加:黒沢ともよ 鷺宮瞭:鬼頭明里 海王:安元洋貴 一ノ瀬界:種崎敦美 高村駆:石川界人 松平士朗:日野聡 芦田将:山下大輝 西野香澄美:伊瀬茉莉也 野中佳音:茅野愛衣
投稿日:2023.12.10
KPY
大オチには騙されたが、冬の章だけ読み直すとかなりアンフェアな気が。 名前の言い切り(冬の章Iの「北沢春菜です」とか)や、瞭の話をしている最中にあえて主語を省略していてその主語が春菜だとか、瞭が誰かに恨まれてなかったかを聞くところとか(春菜が恨まれていなかったかはなぜ聞かないのか)、瞭が屋上で誰と話していたのかわかってないとか(状況から見て春菜と話していた蓋然性が限りなく高いが、なぜその検証はしないのか)。
投稿日:2023.08.24
RITTY
「七つの海を照らす星」が素晴らしい作品でしたので、続編も気になり手に取った本書。 最終章でのあの1行で、まさか叙述トリックによるどんでん返しが使われていたとは思わず驚愕しました。この本に出会えた事に感謝を。
投稿日:2023.06.06
birdy0910
最終章、そうきたかーと声が出ました。 途中まで構成や文体になかなか馴染めず、少し停滞していた時もありましたが、中盤からは惹き込まれて楽しめました。続編期待します。3.5
投稿日:2021.09.17
sekinobu
前作(7つの〜)から連続して読みました。評判良かったので期待してましたが…完全にやられました!このどんでん返しは、自分の中では、『葉桜の〜』、『イニシエーション〜』並の衝撃でした。しかも、まさかの主人公の勘違いというあり得ない結末。それも、あまりいい方向ではないはずなのに、何故か読後感は悪くない。あとがきにもありますが、これは前作から読むとその衝撃度が倍増すること間違いなしですね。でも、面白い!作者の緻密さに完敗です。
投稿日:2021.09.05
ゆうか
あちこちに張り巡らされた伏線を徐々に回収し、最後は綺麗にまとまっていた印象。逆に言えばそのために引き伸ばされた作品。1番キモとなる文化祭の事件はそうはならないだろって方向に事が運んだ結果ややこしくなっていた。突き落とした後バレなかったトリック(?)があれならもっと誰にでも出来てしまうなぁと感じた。動機がないけれど。 ヴァーミリオンサンズの謎は僕には閃かず、意外性もあったので良かった。
投稿日:2021.05.25
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