【感想】ALL ABOUT COFFEE コーヒーのすべて

ウィリアム・H・ユーカーズ, 山内秀文 / 角川ソフィア文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 枝乃

    枝乃

    タイトルのごとくです。情報量が多く、一読では消化しきれませんでしたが、ひじょうに興味深く読めました。この本は、『All About Coffee』という原書について訳者が再編・要約し、コーヒーの歴史を中心に、生産国の歴史と生豆の品質、コーヒー器具と技術の歴史について紹介してくれています。読み進めていくうちに、毎日飲んでいるコーヒーが尊い飲み物に感じられました。(私のお気に入りは第五章「コーヒー器具・機器・技術の変遷」。挿絵の銅版画を見ているだけでも楽しい)続きを読む

    投稿日:2020.12.18

  • dcjking

    dcjking

    珈琲の始まりから、この本の原書の第二版が世に出た1935年に至るまでの、珈琲の歴史がビッシリ詰まっている。特に珈琲が中世に各国に普及していく過程は、当時の宗教と人(コーヒーハウス)との関わりを中心に過去の膨大な文献から丁寧に記されている。
    本書の邦題は『コーヒーのすべて』だが、いわゆるハウツー本ではなく、普段我々が何気なく飲んでいる珈琲という飲み物がいかに人間を魅了し続けてきたのかを学べる本であり、珈琲の業界に携わる者としては、後世にもしっかりと伝えていかないといけないと思わされた。
    続きを読む

    投稿日:2018.01.31

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