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大槻ケンヂ / 角川文庫 (9件のレビュー)
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茉志
今読んで良かった 結局、就職して一日中デスクに張り付いてたって、ニートであったって、好きな物に対してだけは真面目でないと人はダメになるね。
投稿日:2024.04.07
H
古のサブカルめんどくさジジイが書いた本。最近は、元祖サブカルのひねくれ感をアンチする声が多いのでこういうおじさん久しぶりに見れてうれしい。 若林のエッセイにもあったけど、「やって無駄ってことはなくて…、やっただけ当たる(成功する)確率が上がってる」的な姿勢が何に対してもステキ。 就活うまくいかないし、サブカルで食っていくほどの情熱(「○○をみんなに知ってもらいたい!」等)はないけれど、そういうものを探せばいいよっていうオーケンさんのあたたかさがすきだった続きを読む
投稿日:2023.08.25
akizm1215
久しぶりにオーケンの本を読む。 家に積読がすげーたまっているから、まずはそれを読めよ!って話なんだけどね…。 タイトル通り、サブカルで食っていくには?って事なんだけど、才能、運とかすでに結論が出てい…るので、いつも通りオーケンのエッセイとして読むが良いかと。 どんなに成功している人でも山あり谷ありなわけで、そこはちゃんとわかった上で読むのが正解。 軽めに読むにはちょうど良い一冊でした。続きを読む
投稿日:2023.01.02
ねぎし
このレビューはネタバレを含みます
「日本印度化計画」を歌う筋肉少女帯の大槻ケンヂが、サブカルでどの様に食い扶持を繋いでいくかを語る本。 サブカルで食うための方法を、梯子を外して笑いを取るのではなく、現実的にに描いていて良かった。 「表現したい「何か」があるのか」「ただ自分を表現したいのか」を確かめろという主張は面白かった。 「自分の好きなジャンルやシーンを底上げしてやる!」という熱意がどうしても必要になってくるらしい。心に響く。 若いうちに自分の時間を使って「自習」、僕の言葉で噛み砕いて言えば自分が何が好きかの試行錯誤、自分の楽しませ方を学んでおかないと将来大人になった時つまらない人間になるというのは面白かった。 僕は大学入ってから、友達もあまりできず一人で映画やサブカルチャー批評の本を読んでいて、自分が一人置いていかれているような気がずっとしてならなかった。 依然としてこのままではいけないのと思っているが、この本はとりあえずその時間の使い方もアリなんじゃないかと肯定してくれているようで嬉しかった。 この本で何度も紹介されているが、サブカルで食っていくためには「才能・運・継続」が必要だという。才能と運はやってみないとわからないけれど、継続はやっていれば中の下ぐらいにはとりあえずなれるという文章に勇気を貰った。 少年ジャンプの掲げる「友情・努力•勝利」と比べたらかなりドライな三原則だが、まじめにサブカルで食うための方法を伝えてくれている熱意を感じた。 80年代サブカルチャーのことが全くわからないから正直出てくる固有名詞が何を言っているんだかわからない部分もあったけど、紹介されている本や映画は是非とも見たいと思った。
投稿日:2021.10.18
Giorno
暑い中スーツを着て就活をする、ということができそうもない若者に向けて書かれた自伝的な与太話。サブカル本だけに巻末資料は無駄に充実。
投稿日:2021.08.06
村優徳
なんの取り柄もないサブカルワナビーなわたしですが、それでも好きなことだけ突き詰めていればなんとか食っていけるのかもしれないという勇気をくれた。好きなことがないなら好きなこと探すしかない。全然勃たねぇけ…ど俺は今日コレで抜くんだ!!!という気概ね。続きを読む
投稿日:2021.02.19
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