【感想】鏡の前のチェス盤

ボンテンペッリ, 橋本勝雄 / 光文社古典新訳文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • Στέφανος

    Στέφανος

    原書名:LA SCACCHIERA DAVANTI ALLO SPECCHIO

    著者:マッシモ・ボンテンペッリ(Bontempelli, Massimo, 1878-1960、イタリア、小説家)
    者:橋本勝雄(1967-、イタリア文学)続きを読む

    投稿日:2019.04.30

  • saigehan

    saigehan

    悪さをして閉じ込められた少年が、物置でチェス盤と大きな鏡に触ってはいけませんと言われながらお仕置き中。当然の如く鏡の世界のパラレルワールドに突入。そこはチェスの駒が動いていて、少年の住んでいる世界なんてのは、我々を必死こいて真似してかろうじて体裁を保っているそうです。その人達をさらに見下す存在も登場。そうですね、猫の額のような限られた世界で足を引っ張り合うよりも、もっと広い世の中に目を向け、グローバルな視点をもちたまえよ、そういうことなんですね。電車で鞄ぶつけ合っての場所取りはみっともない、そうですね。続きを読む

    投稿日:2018.08.03

  • るこ

    るこ

    ファンタジー。イタリア人作家。
    不思議な物語。
    子供向けの作品のわりには、ハッキリしない展開が多く、分かりにくい?

    投稿日:2017.12.17

  • 瑠璃色

    瑠璃色

    図書館に置いてあって、冒頭1,2ページと挿絵が気になって借りた。
    内容はそこそこ。同じ文庫のロダーリくらい面白いのかと思ったが。
    解説が非常に詳しくて、他の本も読んでみたくなった。

    投稿日:2017.10.04

  • 深川夏眠

    深川夏眠

    短編集『わが夢の女』
    http://booklog.jp/users/fukagawanatsumi/archives/1/4480022783
    が、なかなか愉快だったので、
    光文社古典新訳文庫の新刊を買って読んでみた。
    1922年初版の、
    当時10歳だった息子のために書かれたという
    ごく短い児童文学だが、人を食ったようなとぼけた印象。
    ささいな失態から、
    お仕置きとして物置部屋に閉じ込められた少年の不思議な体験。

    大人の言うこと、立派そうな人物の語る話が
    必ず正しいとは限らないのだから、
    子供のうちは経験値が低いのは止むを得ないけれども、
    自分の頭で物事をよく考え、判断して生きていきなさい――
    そんなメッセージが込められているかのようだった。

    作者はファシスト勢力とくっついたり離れたりと
    政治的スタンスには紆余曲折があった模様だが、
    この本の解説で詳しく説明されていたのが参考になった。
    続きを読む

    投稿日:2017.08.10

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