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笹島 健治 / ディスカヴァー・トゥエンティワン (9件のレビュー)
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豊田ゆうき
漫画のようで面白かった。これは本当の話だと思うと、新しいものに対する人間の反応や、様々な権力への抵抗がより興味深いです。嫌な仕事はやめよう!
投稿日:2022.09.22
小田やかた
自社に影響力のある有名人、政治家、高級官僚などからの修理の要請を「特殊対応」として対応している著者だが、その要請内容の無茶ぶりや、脅しとも言える言動に、こんな映画みたいな世界がホントにあるもんだ、と興…味深く読めた。ちなみに、ダークウェブとは映画や小説の世界だと思っていたが、ホントにあることを知り驚いた。 また、働き方として、著者も言っているが、会社からいいように使われており、それが顧客のためならまだしも自社の利益だけのためだと悲しすぎる。続きを読む
投稿日:2020.10.01
nyonboo48
水平線の向こう側(そんなに遠いところじゃない)にあるきっついお仕事。反社会的勢力の人たちは特殊としても、普段普通に振る舞っているであろう人たちも、状況次第でいとも簡単にモンスター化してしまうという人間…の暗部が垣間見えた(いや、都会で満員電車内で殺気立っている人たちからも、日常的にそれを感じてはいるのだけど、都会に住んでいるとあまり気にならなくなっている、その感覚はやっぱりおかしいと思う)たとえ、つらい仕事でも仲間がいれば励まされて乗り切れるかもしれない。やっぱり一人でやり抜くのはやはりつらいよね。今回はうまく行った例ばかりだったけれど、失敗して(というか最初から無理すじで理不尽なのだけど)修羅場になったこともあるだろうと想像するといたたまれない。日本では裁判とかになったりせず泣き寝入りしかないような状況はなんともやりきれない。続きを読む
投稿日:2019.08.12
kun92
内容は薄いが、自分がその場にいたら死ぬ。 そんな応対ばかり。 そのエピソードもすごいが、全体に関西人らしい嗜虐が散りばめられてるのもいい。 で、本の趣旨が、こんなことやらされてる立場はおかしいでって言…うのがまた、読者の見たい方向と全然違ってて面白い。 もっとやばいエピソードがありそうだ。 きちんと編集者つけて、もう一冊二冊、そっち方面で出して欲しい。続きを読む
投稿日:2018.09.30
宮本知明
パソコン本体とハードディスクに保存されている録画データは紐づけされる形で鍵がかかっており、ハードディスクを交換すると、その紐づけが解かれてしまい実は鍵は解除できなくなる。修理が技術的に無理にもかかわら…ず、感情的過剰なクレームを連呼する。目を血走らせ今にも斬りかからんばかりのクライアント。政治家、官僚、有名人、暴力団、その愛人・・・・決して公表できないような人物がずらり並ぶ。厄介だが慎重を要す誰かが対応しなければならない顧客。死んでも解決しなければならないのが特殊対応。されど著者は言う。「死ぬのではなく逃げろ」。続きを読む
投稿日:2018.09.24
ぽんだな
やくざに絡まれたり、某国首相のサポートだったり、そんな対応があったのですね。しかしながら、本書で著者が悩んでいるのは、自分がやっていることが倫理的に正しいことなのか、そして、そのような仕事に携わってい…るにもかかわらず社内ではくさいものに蓋ということで、存在すらしていることが公になっていないという理不尽さ。続きを読む
投稿日:2018.06.21
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