【感想】物語 ウェールズ抗戦史 ケルトの民とアーサー王伝説

桜井俊彰 / 集英社新書
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
1
2
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • his360

    his360

    主にイングランド支配に対するウェールズの抵抗の歴史を追った一冊。ローマ時代のブリトン人の抵抗の話もある。テューダー朝の成立をウェールズの勝利と見なす考え方が新鮮だった。

    投稿日:2020.05.02

  • natsunoniwa

    natsunoniwa

    我々日本人からすると、イギリスってとっても不思議な国ですよね?

    去年大人気だったラグビーでも、「イギリス」のはずなのに、なぜか、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドと、それぞれが一つの国の様に参加している。。しかも、例えばウェールズの人たちはあんまりイングランドの人たちを好きじゃなかったりとか(全員とは言いませんよ!)、何やらライバル意識がある模様。。

    イギリスという名称か知らない人からすると、「なんで??」と首をかしげたくなりますが、この本を読むと、「そうだったんだ~」とちょっと納得できます!

    この本自体は、ウェールズに焦点を当てていますが、イギリスの成り立ちを知るには、とても勉強になる本でした!
    続きを読む

    投稿日:2020.04.02

  • Στέφανος

    Στέφανος

    プロローグ 「よそ者」と呼ばれた人たち
    第1章 ブリトン人から、ウェールズ人へ
    第2章 ノルマン人西へ、ウェールズへ
    第3章 独立を懸けた最後の戦い
    第4章 赤竜の旗のもとに
    エピローグ ウェールズよ、UKよ、何処へ

    著者:桜井俊彰(1952-、東京都、西洋史)
    続きを読む

    投稿日:2018.10.25

  • labo novo

    labo novo

     本書はイギリスをミニヨーロッパ大陸として見ると、イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの関係がよく分かるという所から説き始めているので、ブリテン島を舞台にぶつかり合ったケルトとローマ人、その後に出現したアングロサクソン、時に出没するノルマン人など相互に入り組んだ関係が分かりやすくなっている。やや捻りのきいたイギリス史の入門書であろう。続きを読む

    投稿日:2018.02.13

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。