【感想】活撃 刀剣乱舞 1

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『女性向けゲーム原作の皮をかぶったチャンバラ活劇』

アニメ視聴済み。
活劇を見てゲーム始めた審神者です。

○ストーリー
大筋はアニメと同じ。少なくともこの巻からは、今後アニメと違う展開になるとは考えられない。アニメでわかりにくかった部分をていねいに描いてくれている印象。任務が文字情報で確認できるので、個人的には話の整理がしやすかったです。

○作画
作画は大きなブレなし。
カラーピンナップ美麗！
戦闘シーンはどうしても、アニメの躍動感に劣る。巻を重ねていくうちに見せ方が上手くなっていく気配はあるので次巻が楽しみ。

○印象的だった場面
兼さん→「任せな。しっかり率いてやるよ」
堀川→「僕は主さんの命とか部隊長だからだけじゃなくて、〝兼さん〟だからだよ！」
陸奥守→「わしはわしで、やれる事をやる」
薬研→「俺が主の命以外で動くのがおかしいか？」
蜻蛉切→「これは失敬！」

○感想（自己解釈含む）
堀川のセリフは後の展開の肝になってくるので、読んでて「ああ…！」ってなった。重たい（褒めてます）。
活劇の薬研はほんとに仕事一筋な感じで好き。自己紹介は愛想がなかったけど、出陣回数を聞かれて正確に答えなかったのは、そもそも数えてないからかも、と思いました。戦場育ちだし、戦場こそが居場所だと思ってるなら数える必要ないのかな、と。（私も自宅への帰宅回数聞かれたら答えられませんし←）好きなキャラなのでコミックで会心の一撃を見たいのですがワガママですか…！

陸奥守はキャラとしてすごくいい仕事してて、部隊の士気だけじゃなくお話もグイグイ引っ張りあげていくなあと思いました。蒸気船がもっと迫力満点に描けていたら、彼の見ている世界の壮大さも、印象強く表現できたのかなと。このシーンでの蜻蛉切の背中が切なくて好き。
兼さんの良さは堀川にフォローされている印象。隊長になったし、感情のままに動けないのはわかる。けど言葉足らず。アニメ見てるときも思ったけど、活劇の兼さんはちょっと不器用すぎる。もっと素直にやってくれていいのにー！とヤキモキします。
活劇（というか原作ゲーム）は設定だけ見たら本当に少年向けだなと思う。シリアスにキャラクターが戦う話が好きなので、世界観全開で描いていってほしい。

○蛇足
こんのすけが可愛い。優秀！
鶴丸は次巻まで待機。驚きの登場をどんなふうに演出してくれるのか楽しみ。
余白のらくがきが楽しい。「審神者が名残惜しい第二部隊」の図でつい笑ってしまいました。私は「とある本丸」設定が好きなので（うちはうち、よそはよそ！）活劇本丸の生活とかもっと見てみたいなあ。刀剣男士だけじゃなくて主さんにも興味ある。

話は逸れますが、主さんを中性的にしたの正解だよな、とずっと思っていて。
こんな感じの審神者になって刀剣男士たちを攻略していくゲームがやりたいなと思いました。育成してステータス上げつつ忠誠度も上げて命をあずけ合う仲になる、みたいな。
原作ゲームもそれほど女性向け要素ないですし、恋愛対象として攻略するんじゃなくて審神者として攻略したい。そしてできれば家庭用がいい（スマホやPCでなく）……どなたか作ってくださいませんか…！

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購入。

アニメ観れないから期待して待ってました！(笑)
薬研くんがイケメンすぎて...とりあえず、この面子で部隊が組めるよう育てたいと密かに思いました。
希望が強すぎて予想外だったので、☆は少なめ。でも、面白かったよ。

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