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大沢在昌 / 講談社文庫 (11件のレビュー)
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Bookrium
本当に久しぶりにこのシリーズを読んだ。 主人公が普通のサラリーマンなので大沢作品としてはかなりライトな印象ですが、ここ一番では本職の反社会的勢力を凌ぐ気合いを見せます。 内容の割にちょっと長くて緊張感…が持続しないかも。続きを読む
投稿日:2023.04.07
佐トー
坂田勇吉シリーズ第三弾。詐欺、殺人…、老人会、ボランティアの女性、詐欺師、ヤクザがらみの東京の下町を舞台に、日本一不運なサラリーマン坂田勇吉が走り回る。
投稿日:2022.04.14
iadutika
図書館で借りて、大沢在昌(ありまさ)の新作「語りつづけろ届くまで」を読みました。 大沢在昌氏はハードボイルド系のミステリー作家で、「新宿鮫」の著者。新宿鮫Ⅳで直木賞を取っています。 この時代にあって、…数少ない売れっ子作家で、実は、高校の先輩。 といっても3年先輩なので重なっていませんけど。 そして、この人の作品を初めて読みました。 ハードボイルドは大好きですが、普通のミステリーはあまり読みません。ハードボイルドな流れが好きという感じです。 ミステリーって、謎が謎を深めていき、最後にどどっと氷解していくパターンが多いのですが、人と人との会話で一気に種明かしみたいなことをしていくので、何が何だか分からないというか、ミステリーファン以外の読者を置いてきぼりにすることが多いように思います。 この作品も、そういうきらいがありました。 ただ、450ページ近くもありながら、すいすいと引き込ませるところがさすがだなあとは思いました。 帯に書いてあるキャッチフレーズは「がんばれサラリーマン」。 主人公はまもなく30才になるサラリーマン。 大手菓子メーカーに勤めている独身男で、草の根営業で老人ホームに足を運んでいるうちに事件に巻き込まれるというシチュエーション設定でした。 実は、私が何年かぶりに書き始めた小説も、大手菓子メーカーのサラリーマンという設定でした。これを読んでがっくり。売れっ子作家と同じ設定ではダメですね。 ちぇっ、変えなければ。 何にしようかな。先は長いな。続きを読む
投稿日:2021.03.10
조 원애
安定の巻き込まれ坂田さん。ハードボイルドとは、ちょっと違うけど……大沢さんをたまに読みたくなるんです。
投稿日:2019.01.20
愛と幻想
男気のある草食系サリーマン坂田勇吉が主人公の第三弾。黒社会の気配と会社員の良心とのせめぎ合いがノワールとはまた違う面白さのある作品。
投稿日:2017.12.18
相沢雄二
「日本一不運なサラリーマン」坂田勇吉のシリーズ第3弾。 さすがに新鮮味はないけど、相変わらず巻き込まれ型の小説としては面白い。 ただ、大沢作品で思うことだけど、ちょっと気になるのは、誰が何をどうし…た、という根幹となる主題を、わざとややこしくしてわかりづらくしているように思えてならない。 もっとシンプルな設定、というか、展開でいいんじゃないだろうか。 ヒロインとの絡みもちょっと物足りない。続きを読む
投稿日:2016.09.03
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