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室井 滋 / 文春文庫 (11件のレビュー)
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kamitako
著者の処女エッセイ集。天は2物を簡単に与えちゃうんですね! 滅茶苦茶面白かったけど、もういいかなぁ。お腹いっぱい。たまに気分転換に読むにはいい素材。カイシャの同僚から他に3冊借りたけど、しばらく読みそ…うにないから返そう。続きを読む
投稿日:2022.03.17
彩海本
女優のエッセイ。室井滋さん。 まぁ、こんな感じかなーうん、そんな感じだと思ってたーくらいにしか思わないような一冊。 室井滋さんだとそんなことありそうだなーとか。 ただ、わたしが一番感激したのは、あ…とがきが宮部みゆき!!!!!!!!!! 室井滋のエッセイのあとがきが宮部みゆきよ! 豪華!!!しかも、こんなエッセイは室井滋さんにしか書けない!!!と、宮部みゆき絶賛!!!!! そうなんだ。 えーそうなんだ! どうやら当事者たちは爆笑するような内容らしかったけど。イチ読者としては何が面白かったのか、、っていうのは結構あったかも。割とあるあるネタだったし。最後の宮部みゆきのオチがなければ読む価値見出せなかったかもなぁ。続きを読む
投稿日:2020.08.15
hanemitsuru
1991年に出版され、その後2001年に文庫化された本です。手元にあるのは2012年の第7刷。最初に本になってから10年後の文庫化までの間に何が起きたのか、何となくドラマを感じます。ちなみに2019年…に古書ではなく、書店の店頭在庫を入手しました。28年も前なので、今だったらちょっと書くのに腰が引けそうな内容もちらほら見受けられます。 本自体が薄く、日常のできごとを肩の凝らない文章でつづったエッセイ集ですので、気楽に読むことができます。 まず思ったのが「Twitterみたい」。 エッセイって、「日常の、身近なできごとから感じたり考えたりしたことを比較的短い文章にまとめたもの」だと思っていました。 改めて調べてみると、Wikipediaには『筆者の体験や読書などから得た知識をもとに、それに対する感想・思索・思想をまとめた散文である。』とあります。 この本は、主に「できごと」のパワーでぐいぐい引っ張っていく本です。TVに出演している芸能人だということを抜きにしても、日々こんなに人に話したくてたまらなくなるような出来事(解説で宮部みゆきは「アクシデント(笑)」((笑)は〇の中に笑です)と表現しています)と向き合いながら暮らしている人っていないと思います。 スマホとSNSが普及した今、こんな間抜けな、面白い、腹の立つできごとがあったよ、って、体験してからあまり時間をおかずにTwitterに投げちゃう人が多いと思います。「私は魔女」とか、ものすごくバズりそうです。 やっぱり一流の人って面白い経験をたくさんしてるんだなー、Twitter始めたらすごいだろーなー、なんて思いながら読み始めたのですが、途中からこれ、Twitterにはもったいないかも、って気がしてきました。 例えば「友達の貸し」をはじめ、頓珍漢なクソリプがいっぱいついて、下手したら炎上しそうなエピソードもたくさんあります。やっぱりTwitterじゃなくて紙の本で出すほうが絶対いいよなーなんて思いながら解説まで読み進めて、宮部みゆきの解説がすとんと胸に落ちました。 「「泣きゃー世の中渡れると思っとる!」の最後の一行を実体験としては普通は書けない」。 そうですそうです。アクシデント(笑)に笑ったり怒ったりするだけではない、著者にしか書けない気持ちや考えが、著者にしか書けない文章でつづられているんです。できごとが面白すぎるので目立ちませんが、これはきっちりエッセイでした。 ちなみに、この本を手に取ったのはamazonの検索結果(「宮部みゆき 文春文庫」)から。著書ではなく、対談やインタビューを読もうと思ったときにはamazonの検索は有用です。ただ、最近になって、レビューに著者名が入っていたりする(『一読して宮部みゆきを思い出しました』とか)ものまで引っ掛けてきてしまうようになって、使い勝手が悪くなりました…。 で、検索できたのは、上に書いたとおり「宮部みゆき」が解説を書いているから。文庫の解説って、調べにくいのでamazonが頼りです。検索ルーチン、もう少し洗練してください。 このお2人、同じ文春文庫に共著として「チチンプイプイ」という対談集があるので、仲の良いお2人なのでしょう。ほかに何か、本になっているものってないのかな。続きを読む
投稿日:2020.02.05
ブクログスタッフ
2019年11月12日放送ノンストップで紹介され話題! むかつく世の中を“笑い”で迎え撃て!ベストセラーとなった女優・室井滋さんの処女エッセイ。
投稿日:2019.11.12
bax
【本の内容】 それは室井滋が室井滋であるがゆえに起こるムロイ印の事件である。 というよりほかない、オモシロすぎる事件の数々―説教タクシー、部屋を覗く男、父のとんでもない教え―エッセイスト室井滋の原点…はこの処女作にあった。 [ 目次 ] 果てしない戦い 友達の貸し 恐怖便所 フィリピンの王様 ひとり暮らしのああ無情 続・ひとり暮らしのああ無情 別れる理由 安全パイ 自由恋愛 キス〔ほか〕 [ POP ] 軽快な口調で読者にこびることなく、感情の押し付けないこのエッセイは、読んでいると美味いうどんのようにちゃんとこしがあって汁も正統派で気分がいい。 溢れる泉のように尽きることなく涌き出てくる日常のちょっとしたハプニング。 しかもそれらのハプニングは「なんでそんなグッド・タイミングで起きてくれるのだ?」と叫びたくなるくらいぴったりな場所と時間に起こる。 まさに超優等生なハプニングたち。 だから何度起きても「仕方あるまい、この程度のことなら許してやるか」と寛大に云ってみたくなる。 でもやっぱりハプニングは起こるよりも起こらない方がいいかな、たとえ話しのネタが増えようとも。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]続きを読む
投稿日:2014.08.25
norainu
おもしろいです。あっという間に読み切れてしまいますが、ホント嫌みがなくって面白い出来事がいっぱいです。
投稿日:2011.09.28
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