【感想】夜の寝覚め

小池真理子 / 集英社文庫
(14件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
3
3
4
2
0

ブクログレビュー

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  • みかん

    みかん

    漫然と朝を迎え、夜を迎える
    永遠に持続する関係などないのである。愛も情熱も友情も、変容がそれに取って代わる。私たちは一刻も同じ形をしていないのだ。
    私たちは変わっていく

    投稿日:2022.12.03

  • yanruyu

    yanruyu

    ちょっとお腹いっぱいで全部読めなかった。
    あと15年くらいしたらまた読んでみたい。笑
    『花の散りぎわ』だけは共感の嵐だった。
    そんな日が私にも来るのかもう過ぎたのか...

    投稿日:2022.08.21

  • シャイニングウィザード

    シャイニングウィザード

    アラフィフの不倫がテーマの短編集。
    好き嫌いが分かれるテーマではあるが、
    小池作品は文章がキレイなのでサラリと読める。
    『共感出来ない』人が多いであろう話ばかりなのだけど、
    文字が視覚に訴えると言うか、容易く映像化出来る文章にイヤミを感じさせない。
    サラリと読める割には、ネットリした内容だ。
    ザ・小池真理子!と言う感じ。(笑)
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    投稿日:2017.07.09

  • Spica

    Spica

    主人公が中年の女性からなる6編の短編集。
    人生の残り時間、女性としての賞味期限切れというものがテーマになっている。
    どの作品も驚くような展開が隠されている訳ではなく、しっとりとした筆致を愉しむ本なのだと思います。
    小池さんの作品はどの作品も情景が思い浮かぶかのような美しい文章で、この短編集でもたんぽぽの綿毛がふわふわと漂っている風景や、しんしんと雪が降り積もる風景、後悔を抱えながら残り時間の少なくなった叔母さんと見る桜の風景を想像しながら物語の世界に浸れた。
    続きを読む

    投稿日:2015.04.09

  • kaiko

    kaiko

    抱えている傷をなぞるように語り始めているのに、話が進むにつれ、主人公が傷口に爪をたててえぐっていく感じが好きです。

    投稿日:2013.12.23

  • あっこ

    あっこ

    解説の吉田修一の「触れればすっと消えてしまうのに、どうしても触れてみたくなるような、そんなきらきらとした水滴を小池さんの小説は持っている。」という文。
    まさにこの本を表している表現だと思う。

    過去を振り返ることの出来る大人の女性たちの大人の女性ならではの烈しい恋模様を描いた短編集。

    読み終えた時に心地良さが胸に残る。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.24

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