【感想】中核VS革マル(下)

立花隆 / 講談社文庫
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • どらどら

    どらどら

    1960-70年代のサブカルチャー、つまり時代の空気を理解する上で革マル•中核の理解は欠かせない。
    その目的にこれ以上にかなう書籍はない、と思うほど客観的な視点で起きたこと•起きていたかもしれないことが記される本書は、時代の証言として歴史的にも価値ある一冊だと思う続きを読む

    投稿日:2022.06.14

  • TACK.S

    TACK.S

    本巻で最も興味深かったのは、実は巻末の年表である。これを見ると、両派がいかに多くの内ゲバ事件を起こしてきたかに驚かされる。

    筆者も指摘している通り、両派がそれぞれ自分達の思想を狂信的に信じ、異なる思想を認めないことからここまでエスカレートしたのだろう。

    現在はよく分からないが、両派ともいまだに存在し活動を続けている。
    続きを読む

    投稿日:2022.04.19

  • 仏具詩

    仏具詩

    行き詰った過激左派。
    左派でも「大本営発表」はするのだということがわかる虚しい宣伝。
    日本全国で日本人が日本人を狙うテロが頻発していた時代が50年前にあった。

    投稿日:2021.06.13

  • キじばと。。

    キじばと。。

    上巻に引きつづいて、中核派と革マル派の血みどろの応酬劇についてのレポートがなされています。

    両者がこれほどまでに厳しい対立関係にいたった理由についての著者自身の考えは、すでに上巻で語られており、本巻ではおおむね事実関係を追いかけていくことに終始している印象です。

    なお末尾に近いところで、両派に加えて公安という第三項を加えなければ事実の全体像を明らかにすることはできないとして、著者自身の考えをまじえつつ公安が両派の抗争にどのようにかかわっていたのかということを論じていますが、この点については著者の取材の中心的な対象とはなっていなかったようで、抽象的な内容にとどまっているようにも感じられました。
    続きを読む

    投稿日:2021.03.31

  • matcha-ice

    matcha-ice

    上巻に引き続き抗争史が中心(1975年まで)。それぞれの時点での両刃の方針の転換について細かな記述もあったが、興味を惹くものではなかった。
    なお巻末に、1973年からの年表と参考資料が載っている。

    投稿日:2018.11.18

  • japapizza

    japapizza

    一般人のわからないところで内ゲバをやってもらうのは構わないが、誤爆だけは本当に恐ろしいことだと思った。

    投稿日:2018.10.08

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